火の女神ペレ

アロハ　ウハネ

紅葉がはじまり、秋が早く訪れているような今年最後のロミロミ合宿を本日無事終了しました。今回もおかげさまで、途中台風の通過がありながらも、最後の朝は晴天に恵まれ八ヶ岳に舞を捧げる事が出来ました。森に入る前にいつもはハワイ語のチャントを唱っていたのですが、今回はアワの歌を唱ってみました。やはり日本の森には古代日本語の言霊がしっくりするような感じがありました。(ハワイ語の歌もきっと喜んで聞いてくれていると思いますが)

９月頭ころから、雪の女神ポリアフではなく、日本に帰国してからは、はじめて火の女神ペレの鼓動を感じ始めていました。なんだか、無性にペレが踊りたいという衝動にかられていて、11月の東京でのワークショップでは、火の女神の踊りをやろうと先先週決めたところでした。ハワイ島でも溶岩の流れが勢いを増し、人家のある方向に向かって、現在パホアの町まであと2週間で到達するであろうと予測されています。ハワイ島では、道が閉鎖されたり、臨時の新しい道が作られたり、引越しする人やら大忙しとなっているようです。いよいよ日本にもペレが来るような、そんな気配を感じていましたら、御嶽山が噴火したというニュースを聞き、びっくりでした。

合宿中だったので、ニュースを見ておらず、太陽の黒点もチェックしていませんでしたら、なんと９月２６日は、黒点が２０３個というすごい数字になっていたのを今日知りました。噴火の引き金になったと関連づけられると思います。昨日も２００個発生していますので、まだまだ気が抜けません。週末だっただけに登山客も多く、負傷者、死亡者が出てしまった事、哀悼の意を表します。

自然と共に生きる事をより意識して、火の女神にも感謝の気持ちを送る事で、I Ka Pono Mea。すべてを信頼して生き抜いていくしかありませんね。これからは、いつ何が起こるか分からない時代になってきました。地球にとっては、ただのサイクルでも人間にとっては大変な変動の時期です。自然界とご先祖様への感謝を心から送り、後は「おまかせ」で流れにのっていくしかありません。

-　今週の誓い　-

E Na Eha Akua E Na Aumakua E Na Kupuna
自然の神々よ、天使たちよ、守護霊たちよ、ご先祖の皆様

昨日まで経験した事すべてに大変感謝します。

私たちも自然の一部である事を大自覚して、毎日の生活を大切に感謝と信頼をもって精一杯生きていく事を誓います。


Mahalo nui loa

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写真：清里・美しの森の朝