色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<02.Dec 2009 Wed>

2009-12-02 | 地球環境・科学・雑学

Fullmoon
今夜は満月でしたが、雲が出てきてお月さんは隠れてしまいました。
雲の向こうからでも明るい月灯りが溢れ出ていました。
月の明るさはマイナス12.6等星です。
太陽と月の次に明るいのはオリオン座のシリウスでマイナス1.5等星です。
シリウスの名前の由来はギリシャ語の「天を焼き焦がす者」です。
太陽系から8.6光年離れたシリウスから太陽を見ると2等星なのだそうです。


月は公転周期と自転周期が一致するため、いつも同じ顔を地球に向けています。
これはすごいことのようにも思えますが、木星のガリレオ衛星(イオ、エウロパ、カリスト、ガニメデ)もまた
同じになっているといわれています。
それは重力による潮汐力の結果です。

月の自転速度は、地球の潮汐力が影響し自転スピードにブレーキがかかったため、非常に遅いです。
また潮汐力は公転速度も遅くするため、月は毎年3.4cm地球から遠ざかっています。


月は地球の唯一の衛星ですが、一体どのようにして地球の衛星になったのかはわかっていません。
有力な説は「巨大衝突説」で、地球ができてすぐの46億年ほど前、
地球に巨大な天体がぶつかり、その破片が集まってできたというものです。

地球の夜空にお月さんがあって良かった 
コメント
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