四月に五人居たのに、ＰＣが置かれて主の居ない机がふたつになった。
会話の成立した二人が辞めていった。
本日、我が事業所あげて研修へ行く。
研修申し込みの時は、まさか３人だけの事業所になるとは
夢にも思わなかった。
朝から夕方まで、昼食、昼休みまでべったり、
大キライな２人と行動を共にする。
Ｍ嬢はなんでも『ワタシ、第一』
人の話を全部、自分の感性と経験談に置き換えて、
口癖が
『ワタシってこういう人なんです。』
『なんとかじゃなくっちゃダメですよ。』
そして極めつけのウザイのが
東京では○○でした。
良く理由は知らないけど、
学生時代から東京暮らしで
シングルで子供を産んで
故郷へ帰り、実母に子供を看てもらいつつ
飯の種にウチの職場を選んだらしい。
ちょっと前にも怒りで頭が沸騰している。
ゴマすり、二枚舌、カメレオン女のＡ嬢と
東京コンプレックス自己顕示女のＭ嬢と
このふたりの会話の胸糞の悪い事。
今日は一日このふたりの会話を聞いていないといけないのね。
片道１時間半の軽自動車の中は、逃げる事もできず
寝たふりしてても、耳には会話が入る。
ふたりは利用者サイドに立った発言をすることがない。
ほんとほとんど利用者訪問しないところも共通点だ。
なんと電話が長い。
電話が長くなるといったん切って
直接話を聞きに走って出る私とは正反対。
ケアマネは月に一度自宅訪問の義務がある。
来月の介護プランを渡して、同じものに印鑑をもらう作業がある。
俗に言うスタンプラリー。
まさにこのふたりはスタンプラリー。
まぁ～人それぞれの仕事のやり方があるからそこんとこはいいわ。
昨日の話。
Ａ嬢に利用者さんが
下痢でデイサービスの車椅子用トイレを便まみれにしたと報告が入った。
次の日がショートスティになっていたらしく、
ステイ先の施設やご家族にに体調連絡をＡ嬢が電話していた。
聞いていたＭ嬢が
そもそも車椅子用のトイレにカギが掛けられて
誰も職員がすぐに入れない
自分の体も思うように動かない人をひとりでトイレに行かせる
デイサービスのトイレ構造がおかしい
と毎度のご高説をやり始めた。
便まみれって、デイサービスは病院じゃないんだから
スッスとはかたづけられないじゃないですか？
病院では…
自分の病院務めの話がまた出た。
Ａ嬢の話には耳鼻科、産婦人科、大学病院、個人病院…
経験に幾つもの病院が出現する。
いったい東京で職場を幾つ変えたのか？
極めつけが、
ワタシの親だったら便まみれってイヤだなぁ～
デイサービスのトイレはカーテンにすべきです
個人のプライバシーのない老人施設で見かけるあのカーテントイレを
ご推奨あそばしている。
あったかい心なんてあるのかないのかＭ嬢の合いの手が間に入る
そうですよね
Ａさんのおっしゃるとおりですわ
親ならイヤってこのぉ～
どうしてこう血の通わない会話ができるんだろう。
東京コンプレックス女はこのあたりで冷凍庫人間と称号が変わる。
このあたりから部屋を出る用事を私はあえて作る。
深呼吸をしに出る。ふたりから離れる。
トイレ。給湯。コピー以外に
ケアマネの仕事は訪問あり、併設施設へ利用者さんの様子を見にと
結構、長い時間部屋を開けることが多い。
このふたりにべったり密着しないことで
毎日、精神の均衡を保ってきた。
逃げれない時は、一心不乱にＰＣに向かって、
まったく聞こえていない振りで会話に参加しない。
幸い２人とはＰＣが背中合わせ。
まるで崩壊前のベルリンの壁。拘置所の面会室。
今日は逃げられない。
おそろしいなぁ～
発狂しないといいけど。
また怒り沸騰してひとりが公共交通機関の帰路まで頭に浮かぶ
しかし、事業所自体の存続もあやういなぁ～
こんなふたりと新人の私では…
