陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ちょっと遅めの朝散歩

2008-10-10 09:22:19 | Weblog
息子の出勤を見送って散歩に出るとちょうど通勤通学時間帯にぶつかる。
騒々しい時間帯は楽しくない。ゆったり気分を削がれる。
夕方は早く日が落ちるし、
夕食のしたくやら息子が自動車学校前にダッシュで一時帰宅もあり散歩できない。
日中はダラダラ汗と日焼けが気になり楽しめない。
ぐすぐずと散歩を止めてしまったら、
自宅こもりの運動なしの恐ろしい結果が表れ始めた。
体重がずんずん上昇。下腹にお肉が!ウエストが入らないになる一歩手前か!

通勤通学時がどうのこうのと言ってられない。
息子が家を出たら私も散歩に出た。

横を走り抜ける車のスピードがすさまじい。
こうやって自分も出勤していたんだと思ったり、
行く所のない所在ない身が淋しく感じられたり。
人間には所属の欲求ってのがあるんだっけ?

なるべく細い道、車の通れない道を選んで今までと違うコースを歩いた。
このコースもウォーキングの人と行き交う。散歩に選ぶ道は皆同じってことか?
早朝は単独やわんこ連れが多いけれど、ちょっと時間が遅いとカップルが多い。
人と時間を合わせるとこう言う時間になるってことかも。
女ふたり連れ。中高年夫婦。
我が身に置き換えると、今は女ふたり連れ約束まで面倒くさい。
夫の話など時として聞きたくないし、我が家は特殊すぎて一般家庭の話は聞き役が苦痛なこともある。
夫婦ふたり連れはまだ落ち着かない気持ちにさせる。7年も経っているのにと自分がイヤになる。
うっかり来てしまった八幡宮は
夫の最後の桜を娘と支えて愛でに来た場所だったとつまらぬ感傷まで湧いてしまった。
今はきんもくせいが香る。

摘んで帰った野花は仏壇に生けた。
猫を抱いた夫の写真まで最近飾ってしまっている。
懐古はいかんでしょう?

息子は
「川へ飛び込もうと思ったら川が浅かったから止めて帰った」などとおバカな事を言っていたっけ。
川が浅くて何より。死ぬ気は一瞬の気の迷い、気の迷い。
会社で叱られたらしい。障害と言ってないんだから何かない方がおかしい。
母と逆で自動車学校や合気道といっぱいいっぱいなのも問題かとも思う。

娘の帰省は明日だった。記憶が1日ズレていた。
記憶回路も仕事を辞めたとたんに錆びついて…もともとかな?
兄が調子悪い時の帰省はせっかく帰って来るのに気を使わせてしまう。

さて今日は実母の通院介助を頼まれていたのだった。
これ間違いないかな?母に確かめてから出かけよう。

息子から昨夜
『何にもしないのにだるいとはなにごとか?』と気色ばまれてしまったけれど、
あんたもちょっと前まで無職でも精神状態悪かったんじゃなかった?

まぁね~今日もお気楽無職らいふ~♪









風のガーデン

2008-10-10 05:23:55 | Weblog
初期のがんを放射線治療すると言っていた知人が放射線を止めて
玄米野菜等の自然食や運動で免疫力を高める方法に変えたと近況がたまたま入った。
やめろと言う立場でないけれど、
一番副作用が少ない最新の放射線治療と聞いていたのに順番を待っている間に
そんなので治った体験にこころを奪われたのだろうか?
今、がん治療は日進月歩。
     がん=死の時代じゃない
医師には継続してかかっているのだろうか?他人事だと切り捨てられず苦い思いがしている。
治療を選ばない選択なんて記事を書いたけれどちょっとコレは違う。
虫歯を治療しないで歯磨きで治すと言うに等しい。万一、転移してからでは遅い。

緒形拳さんの遺作となった風のガーデンが始まった。
役どころは富良野の在宅ケア医。
認知症患者のエンドレス会話にていねいに応対するシーンがほほえましまかった。
ちょっと前までこう言う会話の世界で働いていたから懐かしくもあった。
主人公は中井貴一扮するエリート麻酔医の方だった。

【コメント】
■ 脚本 : 倉本 聰
「死を目前にした一人の麻酔科医を主人公に、「人が最期に帰る場所」を描くドラマです。タイトルにもある「ガーデン」には、三途の川を渡るところの向こう側に見える花園、という意味合いがあって、どうやってそこへ行き着くのか、つまりどう最期の時を迎えるのか、ということを描いてみたいと。家庭崩壊、ターミナルケアなど、今の日本で問題になっていることをベースに据えながら、死ぬということについて考えた作品です。

↑フジテレビのHPhttp://wwwz.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2008/080425garden_frame.htmlから
最後のドラマだと思って観るとテーマに重みが増す。
富良野の花々がきれい。北海道は紅葉しているころか?

ターミナルケアや死ぬことについて考えたドラマ。
緒形拳さんの語られなかった思いに心寄せながら10回ちゃんと観たい。