新聞を資源ごみにする前に書いておきたい。
12月19日朝日新聞の土曜版。
『悩みのつるぼ』というお悩み相談コーナー。
相談者は40代主婦。
78歳の母親が物をどんどん通販等で買って増やし続けて、
身の回りに物があふれかえっており、処分をしようとすると怒る。
足腰が悪くなった状態にふさわしい環境で生活して欲しいと願うがどうしたらいいか?という相談。
さて、回答者は 評論家 岡田斗司夫さん。
【相談を読んで落ち込みました。あなたはお母さんを分かっていない】
と、言う枕で回答が始まっていた。
おかぁさんがカタログ通販で『物を買う理由は生きたいから』
物を買うのは未来を買っている。
「欲しい」と思う時が「生きている」と感じられる時。
「使わないなら処分しろ」と言うのは
「夢を捨てろ」「これ以上生きるな」と言っているようなものなんですよ。
回答を読んで、
『老いの片づけは50代から』と言う意見を読んでから
少々重かった私の気持ちが軽くなった。
50代の今の私には下降線とは言え、生活がある。変動の大きい興味がある。
これから先のビジョンが曖昧だと、『3年使わなければ捨てよ』と言われても
「4年目に要るかもしれない?」と思ってしまう。
私が着て娘が一度袖を通してくれた振袖。
もっともっと前の母が仕舞っていた私の七五三の着物。
幼稚園の時に編んでやったうさぎと熊の編み込みセーターとお揃い帽子。
これから先、絶対に要らない。けど捨てられない。
買ってはすぐに飽きる健康機器。
似たような服やバックを欲しくなる癖。
絶対に役に立たないのに「かわいい」と手に取ってしまう数々。
考えたら無駄を全部なくしたら、人生スカスカ。
高齢になった時、確かに記憶も危ないし、物は少ないに越したことはない。
生きてきただけ無駄が貯まる。
認知症になった母の持ち物は妹がセッセと整理して、デイサービスに行っている間に捨てている。
母はますますどこに何があるか分からなくなった。
何が正解か?
無駄のかたまりみたいな猫と遊んで考える。
12月19日朝日新聞の土曜版。
『悩みのつるぼ』というお悩み相談コーナー。
相談者は40代主婦。
78歳の母親が物をどんどん通販等で買って増やし続けて、
身の回りに物があふれかえっており、処分をしようとすると怒る。
足腰が悪くなった状態にふさわしい環境で生活して欲しいと願うがどうしたらいいか?という相談。
さて、回答者は 評論家 岡田斗司夫さん。
【相談を読んで落ち込みました。あなたはお母さんを分かっていない】
と、言う枕で回答が始まっていた。
おかぁさんがカタログ通販で『物を買う理由は生きたいから』
物を買うのは未来を買っている。
「欲しい」と思う時が「生きている」と感じられる時。
「使わないなら処分しろ」と言うのは
「夢を捨てろ」「これ以上生きるな」と言っているようなものなんですよ。
回答を読んで、
『老いの片づけは50代から』と言う意見を読んでから
少々重かった私の気持ちが軽くなった。
50代の今の私には下降線とは言え、生活がある。変動の大きい興味がある。
これから先のビジョンが曖昧だと、『3年使わなければ捨てよ』と言われても
「4年目に要るかもしれない?」と思ってしまう。
私が着て娘が一度袖を通してくれた振袖。
もっともっと前の母が仕舞っていた私の七五三の着物。
幼稚園の時に編んでやったうさぎと熊の編み込みセーターとお揃い帽子。
これから先、絶対に要らない。けど捨てられない。
買ってはすぐに飽きる健康機器。
似たような服やバックを欲しくなる癖。
絶対に役に立たないのに「かわいい」と手に取ってしまう数々。
考えたら無駄を全部なくしたら、人生スカスカ。
高齢になった時、確かに記憶も危ないし、物は少ないに越したことはない。
生きてきただけ無駄が貯まる。
認知症になった母の持ち物は妹がセッセと整理して、デイサービスに行っている間に捨てている。
母はますますどこに何があるか分からなくなった。
何が正解か?
無駄のかたまりみたいな猫と遊んで考える。