陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

しいちゃん日記  群 ようこ

2009-12-27 18:05:27 | 
しいちゃん日記
群 ようこ
マガジンハウス

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究極の猫バカ日記。
猫好きなら、もう隅から隅まで ずずずぃ~と分かる話満載。
しーちゃんの名の由来はお隣のビーちゃんの後から来て妹みたいだから
ABCの順でしいちゃん。
捨て猫しぃちゃんとの運命的出会いから、猫が中心の生活はまったく私の暮らしそのもの。
猫たんのする事は全部許しちゃう。
几帳面な妹は猫と遊ぶのはいいけれど、ウチで長く過ごすと具合が悪くなると言う。

物書き稼業で自宅で働く群さんと違って、私は出勤せねばならない。
我が子を家に放置してゆく罪悪感を毎朝、モコに感じる。
ちゅんちゅんは老境にあり、『餌食べて寝る』以外無駄な動きがない。
邪魔されない限り、他の事では感情も動かない。
ここのところ19歳のビーちゃんにそっくり。
私の出勤『我関せず』だ。

ビーちゃんの点滴通院やら老衰の話は、今年3月に逝ったふぃんふぃんを思い出させた。
漫画猫村さんにも触れてあって、家政婦猫みたいな、役立つ猫が欲しいと、おんなじ感想が記されていた。
役に立たないどころか、人間にわがまま放題の猫が愛おしくてたまらないのもおなじ。

猫に留守居がさせられなくて、1泊以上の旅が出来ない群さんに限りなく親近感を覚える。

姑の虚言癖  妄想?認知症?

2009-12-27 00:20:10 | Weblog
息子の便りのないのはインフルエンザだった。
こう言う時こそ母に頼って欲しいが、来るなと言う。
もう治ったし、
今度の休みはわざわざ自分の為に延期された忘年会だからまた帰れないと言う。

姑をいつもの買い物に連れて行った時、
息子が帰って来ない話をしたら
昨夜、夜中の12時に酔っぱらって息子が電話してきたと言っていた。
「女の子がどうのこうのと言っていたよ。忘年会だったんじゃない?」
「女の子と遊んでいたんじゃないの?」
息子は残念ながら、女性と遊ぶ機会に恵まれないので悩んでいる。

姑はいやらしい含み笑いをして仔細について語らない。
帰ってこないのはそう言うことだと察しろと言う感じ。

インフルエンザの人間が飲みには行かないだろう?
女の子で悩むのは毎度、無視された、嫌われているんじゃないか妄想なのだ。
一緒に遊ぶことが出来れば苦労はない。
女性と付き合えるのなら大いに喜ばしい。

姑は何を聞いたんだ?
風邪声を酔っぱらっている?

負けん気の強い姑。
夜中に息子が年中電話をしてくる話を私がするから、自分にもかかって来たという作り話?

レジを通って買い物袋に移しながら、
世話になった親戚に酒を買いたいから一緒の選んで欲しいと言う。
いっぱいの荷物を持って酒コーナーを回るのはしんどかろうと
ここで待つように言って、買い物の大荷物を車まで運んだ。
待っていろといったのに、この寒い中、店から出てこっちを見ている。

酒を選んで支払いを終えて、お釣りを握っている。
『財布がない』と言う。

『車に持っていった方の袋に入っている。』と言う。
もしかして?
私が荷物を持って行ったから財布を取られた妄想?
その支払ったお金はどこから出したの?

とにかく車に帰って発進。
『探してくださいよ。』
私は荷物と共に後ろ座席の姑に向いて言った。
探すにしてはちょこっとだけしか音がしない。
『ありましたか?』
『はい』
ないと騒いだ時からして数倍大人しい。
最初から自分が持っているバックに入っていたに違いない。

金輪際、姑の荷物は姑から離してひとりで触らない。
もし、こう言う事が重なれば私は世話をおろしてもらう。

これだけたくさんの買い物の品。
毎回のように買う固形石鹸。
いくら洗濯機を止めて手洗いをするようにしたとは言い減り方が早すぎる。
ずっと気になっている食料品のストック。
毎週、あれだけ買って全部食べきっているだろうか?
どちらかと言うと小食な方。
古い物も捨てられない姑だ。
冷蔵庫の奥の奥で腐敗している物がありそう。

息子と連絡が取れたのは午後だった。
年越しの薬は取りに行って欲しい。自分は行けないと言う。
まだ咳が聞こえていたし、100%完治してはいない感じ。
息子に代わって、病院を回って帰宅したのは暗くなっていた。

こたつでうたた寝…湯船でうたた寝…

あっちもこっちも気になりながら、
どっちもプライバシーを強固に保っているから手が出せない。
私自身もくたびれているから、手がだせないでちょうどいいか?
まぁ~先送りの惨状処理はいずれ私の手になるんだろうけど。

姑の作り話はまことしやかだから、周りが気がつきにくい。
理髪店はまだ閉めないらしい。
年末なのに客が来ない嘆いていた。
姑は来年1月で90歳になる。

姑の隣家に住む甥たちも、自分のことだけで手いっぱいっぽい。
甥は甥。血の濃さでは息子に及ばない。夫はひとりっこ。嫁だけ残ったわね。
さぁ~亡夫の置き土産~どうする?
心から信じていもらえない他人である嫁の立場でこれからが大変だ。
物の理解に偏りがある姑を尊敬していると言うASの孫がまた事をややこしくしそうでもある。

なるようになるわ~先取り心配はしないでおこう。
ひとつづつ出来る処理だけっと~♪