鼻につく同僚 お互い様か？

なくて七癖というから、誰にも癖はある。
そう容認しないと人とやっていけない。
まして拘束時間はイヤでも一緒に過ごさなければいけない同僚ならなおさら。
分かっちゃいるけど、嫌いは嫌い。
癇に障るものは、顔や態度には出さず隠しているけど、苛立たしい。

Ａ子は言葉を間違って年中使っている。
今日、数分の間に２つもあった。

　　マンツーマンをワンツーマン

　　有休の消化を有休の消耗

これはほんの一部。
最初から間違った言葉がインプットされたらそれがなかなか訂正できないらしい。
気を悪くするかもしれないと、何度かは訂正言葉を出さず呑み込むが、
こういう人を連れていては正直、同僚として恥ずかしいから、
身内としては稀に正解を教えて、注意もする。
するが直ったためしがない。
またおかしな言葉を使っている。

誰だって間違いはあるし、
なかなか直どうしてすという行為はたいへんなこと。
わかっちゃいるけど、Ａ子よ、あんたひどすぎない？

このＡ子が言葉間違いをいっぱい入れながら、
家族に電話で、認知症のご本人にどう接したらいいか教科書どおりのアドバイスを
上から目線のきつい言葉で長々やっていた。

この前から読んでいる河野裕子の短歌を思い出す。

　　のりしろをいつもはみ出す糊のやう、ああめんどくさいこの人の電話

これは受けている電話の相手のことだろうが、
聞いていて、”ああめんどうくさい”
説教たれられているご家族はいい迷惑ではないだろうか？

私の母は認知症だ。
私の息子はアスペルガーだ。

教科書どうりに行かぬを骨の髄まで沁みて知っている。
共に暮らす事の大変さを彼女は知らぬ。
家族であるあの複雑な胸の内を知らぬ。

要は現実を知らぬ苦労を知らぬ甘ちゃんだから、偉っらっそうな事をポンポン言えているのだ。
ああ～同僚として恥ずかしい。

人の悪い癖はよ～～く見え過ぎても
自分の癖は見えていない。きっと。

　　私が君を　嫌いなように
　　きっと君も　　私が嫌い



　　　　

今朝は霜だった。
日中はコート要らず。
モコが猫こたつからキャットタワーにくつろぎ場所を変えている。
明日は雨？一雨ごとに春が近づく。

もうひとつ河野裕子を置いて止めよう。

　　同僚といふもの持たぬ暮らししてうだうだと飲む酒を知らずも

働いてないと働くことが良く見えるらしい。
働いていると働いていないあくせくしない人がすごく羨ましい。

ウィークデイは楽しい事がないんで、酒飲めない体質にて
こんなことなどうじゃうじゃ書いて寝る。







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あれから１年

今月の川柳会へ参加。

席題『ショック』

　　出題者で選者の８５歳の母と同じ年の会長さんが選んでくださった句。

　　
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私自身が夫没後１年目の頃、そんな気持ちだった。
大事な人を一人亡くしても立ち直りに時間がかかるのに、
あの日あの出来事大きさを思うと、私なんかの経験では及びもしない。

「I love you & I need you ふくしま」猪苗代湖ズ


震災直後、猪苗代湖ズのこの歌をダウンロードすると寄付になるとラジオで聞いて、
さっそく協力した。
今もウォーキングの時に聞いている。
誰だって、故郷は故郷、余所に替わりは求められない。

　　　　

思えば３月半ば。　
そろそろ昼間はコートが要らない。
東北ではまだ雪予報を聞く。

去年、どこかへ投句した稚句を思い出した。

　　　　　　　東北へ一番先に春よ来い







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