陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

図書館の廃本リサイクル

2012-03-17 20:22:55 | Weblog
地方新聞に記事が載っていたと、他市の友人が知らせてくれた。
図書館建て替えのために現在閉館中。
ほぼ読み捨ての本の虫は購入となると慎重になって、時間をくう。
図書館閉館は実に落ち着かない。
お引っ越しの不要本を体育館に広げて、ひとり10冊お持ち帰りという企画。
絶対に行こうと、心に決めて今日を待った。

休日は気分がだらけ、気が付いたらリサイクルの開始時間が過ぎていた。
あわてて車で家を出た。
予定では駐車場も込み合うだろうから本を入れる空のリュックを背負ってウォーキングだったのに。
予想とおり、会場の体育館前のショッピングセンター近辺から車が動かない。
Uターンで車の列を抜けて、少々遠くへ車を捨てて、徒歩で会場へ向かった。
すでに遅し。
本は半分くらいなくなっている感じ。

床のダンボール箱に本は並んでいる。
小説の列を屈んでチェック。

人の手でバラバラになって倒れた本をキチンと直している、ちょっと古い男性の手。
『持って帰ってもどうせゴミになるのかもね?』
などと言う声も聞こえて来る。
『ワタシは読まないけど、これウチのおねぇちゃんに』
なんだ?本を読まない人まで来てんの???

だんだん腰が痛くなって来て、本を選ぶどころでなくなってきた。
思うような本に出会わない。
まっ、いいかと、
取りあえず作者バラバラで10冊ゲット。

会場を出たところのベンチに川柳会の人発見。
世界が狭い田舎町。人集う所では絶対に知っている人に会う。
人口30万以下の市では不倫文化が育たないと書いてあったのは、
この前読んだ高知が舞台の有吉佐和子の湿地帯だったかな?

 「良い本あった?」

と聞きあう。
敵は何やら詩集をゲットしている。
うむむ~負けた気分。
駐車をしたもの出れそうもないから貰った本を読んでいるとのことだった。

本離れと言われている昨今、タダだと言えばこんな人が集まって来る。
消費税うんぬん議論から遠く、我が市民はみんな貧しいんだわ。
そう言えば、昨日入れたガソリン。むちゃくちゃ高くなっていた。

   

ハイブリット車ならいいのにと入れる度思う。
まっ、それを買うお金があれば、苦労はないにゃ~モコや=^_^=

モコに本は、猫に小判ですにゃ~  
まずは

題名に惹かれて持って帰ったけど、作者は人形劇『ひげよさらば』の作者。
結構、面白い。
リサイクル本で当分凌げるわ~♪



明日は23キロ歩く予定。
だから、今日はおりこうさんに家で過ごしましたとさ。
じっと体力温存のつもり。と言ういいわけ。朝からダレテいる。こんな日もあるわ~
あったかかった。暖房しなかった。
春一番が吹いたとニュースで言っていた。
リサイクルから後、外に出なかったから、知らん。
ふと気が付いて、猫こたつに居ない思ったら、こたつ向こうでくつろいでいた。

  

明日、雨ではないと…思う。歩くと暑いかな?
書を捨てて、外に出る季節?寒い間も歩いてたっけ^^;
花粉症マスクは必須アイテムだけど。
20キロ以上をまだ歩いたことがない。18キロが最長だったか?明日は大丈夫かな?

読みかけも置いておいて早く寝よっとzzz

   



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映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

2012-03-17 07:27:46 | 映画(DVD)
福利用具のレンタル業者がくれるシルバー新聞にこの映画の紹介が載っていた。
この新聞には介護業界のことだけでなく、障害者の事もよく囲み記事で載っている。
あまりメジャーでない発達障害についても毎回わずかなながら紙面が割いてある。

子育て中の同僚も面白そうだと言い

   『いっしょに観に行きますか?』

と問うた。
職場から目と鼻の先の上映館はあるが、何が悲しくて『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』この人と
オフタイムにまでご一緒せなならん?
うん?
もしかしてこの長ったらしい題名は『近しい人』って意味?
彼女はほんとうに観たかったらしく、先に観てきて

    途中で寝た
    人まばら
    なんだか終わり方がイマイチ

と期待していたようではなかった感想をもらした。
主人公の少年は確定ではないがアスペルガーのようだったとも言っていた。
上映がそろそろ終わる時期だとも言っていたので、
花金、用事もないので映画の方へ寄り道した。

映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』





客の入りは人気というほどではない、まぁ~金曜日の夜10数名?
平日は2~3人ってことありそう。
ふくしまを題材の映画も上映しているから、9.11は遠くなりにけりかもしれない。

私にとっての9.11は、
その後9.22に身罷った夫に寄り添って緩和ケアで尋常でない精神状態にあった頃で
あの惨事を二日遅れで意識が戻った夫と世界の未来を語った最後のできごと。
悲嘆の人々と自分が重なってしょうがいない大惨事。

周りからは理解されがたい、いろんな特徴を持つ少年。
唯一の自分を分かってくれる守ってくれる大きな大好きな存在だった父親。

まるごとは包容し、慈しみ育む生前の父のありかた、姿、
そして同じ悲嘆にあって、少年の行動を見守り先回りしてでも庇う母親に
はっきりいって負けた。
私自身を反省した。

あらゆる人とは違う特徴を頭で分かっていても、つい目先のことに囚われて、
守るべき母親でなかればいけないはず私なのに、
無理を強いている人々に連なる瞬間が、皆無と言えるだろうか?

居ない人はいない。
嘆いても喚いても帰っては来ない。
事実を受け入れて、残された者は生きるしかない。

ありえないほど近しい人の死を受け入れるまでの経過を丁寧に描いた作品という感想を持って
花粉か感情かわからないハナタレ状態で明るくなったシネコンロビーを突っ切って帰った。


少年は音に過敏で高所も閉所も苦手特徴を持つ。
我がアスペルガーの息子の特徴に重なる。
お父さんの思い出に近づきたくて、苦手を必死で耐えて行動する力にも拍手した。
パニックを見守る母に自分が重なり、パニックに成らざるを得ない少年の苦痛を
同じ目線で観ていたことも付け加えておこう。

題名も『ものすごくうるさい』
はテロがつっこんだジェット機の音?
彼が感じるこの世すべての騒音に聞こえる音?



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