陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

おしゃべりしながら16キロ

2014-10-10 20:57:18 | ウォーキング


ウォークの好きな友達と秋晴れの山道を歩いた。
途中、少しだけれど栗を拾い
野花を手折りムカゴ採った。



家辿り着いたらお腹がペコペコ。
花より団子。
スパゲティを茹でて
友が材料持参のキノコをチャッチャッと炒め、アボカドを乗せる。
彼女からはいつも新しい料理を習う。
ワタシは珍しくもない作り置き冷凍のミートソースを解凍。
二種類のパスタ、いただきつつも
おしゃべりは続行でした(*^^*)

最近、軽いウォークしかしないので、ふくらはぎが張っている感じ。

本日の歩数 25865歩



おしまいのデート 瀬尾まいこ著

2014-10-10 07:50:46 | 


表紙の天丼がおいしいそう(*^^*)
これは二話目の師と教え子のデートの絵。
いつもは玉子丼の月一デート。
最後は特別で天丼と決めていた。
軽いタッチで描かれているけれど、最後だもん…やっぱり泣ける。

離婚したした父方のじいちゃんとのデート。
男同士の最後と知らないで友情を感じてしまったデート。

捨て犬を介してのドッグシェアデート。
保育士と担当のやんちゃ坊主とその父の変則デート。

人と人とが逢うことの物語。
どれも人っていいなぁって気にさせる。

甘辛い天丼の出汁が口に広がってきた。
長いこと食べてない気が...
久々、今日は丼にしよう(*^^*)
一人分、冷蔵庫に何があるかな?




レンタネコ

2014-10-09 07:07:13 | 映画(DVD)
レンタルビデオの予告をみて

さみしひとに~いっレンタねこ、ねこっ



と、ねこの入った箱を乗せたリヤカーをひく呼び込みについつい惹きこまれ
返しに行っては次を借りて来る
レンタル屋の策略にスッポとハマって
ハイ(*^^*)
借りて来ました。



ねこが動いているだけでご機嫌だけど、
なかなか内容も好みだった。
何にでもランク付けにブーイングだったり、
価値観はみんな同じじゃないと
既成概念をはねつけたり
かって、デカイ声で大抗議しているというわけでもなし
ワタシはワタシよ
と、思うべきは譲らないけれど、
全体にだるい雰囲気が漂っている。
ねこに一番似合わないのが勤勉だろう。

アジアンテイストの家の設えや主人公のポップな色どりファッションも
なかなか良かったわ。

小さな物語がいくつか終わって、
レンタねこリヤカーをひきながらのラストシーン。
主人公の心のナレーションが泣かせる。
なんでこう映画の言葉って詩的なんだろう。
また、リターンしつつ書きとめた。



おばぁちゃんが死んだあと
心にぽっかり穴が空いてしまった。

おばぁちゃんが死んでしまったと言うのに
毎日、ムカつくほど
まぶしい朝がやってきて
バカみたいに
一日三回お腹が空いて
しつこいくらいに
日が暮れると月が昇って
吐き気がするような春が終わり
ぐるっと夏が過ぎ去って

かなしみがいっぱいで
塞ぎようのない
さびしい穴ボコを埋めてくれたのは
猫たちだった。



さて、うっかり採ってしまったどっさりの山栗の皮むきでもしよう。
渋皮煮ってどうするのかな?
クックパットで検索、研究。
時間だけはたっぷり有るわ(*^^*)

そう言えば、昨夜の月蝕。
じっくり堪能。
すっぽり太陽に隠れたら輝きのない奇妙な物体に見えた。








働かないの れんげ荘物語 群ようこ著

2014-10-07 05:49:11 | 


前作の「れんげ荘」は以前にも読んだけれど、
とんと記憶が曖昧な今日この頃。
図書館で二冊借りて来た。

当ブログ機能も進化してきたので、
自分の過去録を検索。
前作の自分の感想も読んでみた。
45歳ですっぱり仕事を辞め、持ち金だけでひとりで生きて行こうと決意。
自宅を出て月10万円生活を開始する。
まずは住まい。
月三万の家賃のシャワーとトイレが共有と言うオンボロアパートに決定。
雨露がしのげるだけの六畳一間。
自然がそのまま室内で感じられる。
蚊の猛攻撃やら梅雨のカビ湿気、雪まで部屋に入ってくる。

次作はそこに暮らして3年後。
なかなか無職のゆったり気分にまだ慣れず、
手慰みに始めたはずの刺繍に根を詰めたり、思うように出来ない自分を責めたり。

前に読んだ時は有職者。
そして今は主人公とおなじく
命とお金の尽きる日を両天秤にかけて
チビチビとお金を使い
大量な無為な時間を過ごしている。

無職ライフが半年経過した。
念願の家の片付け最小限度の改築も済ませ、
猫の額庭の夏草との格闘も終わり...

ちょっこし働こうかな?

などと雑念が胸を過ぎり始めた。
60歳リタイアでもなんとなくこそばい昨今、主人公は48歳。
世間の風当たりについても話は及んでいた。
前回は月10万の使い方内訳が現実的でないと盛んに書いていたが、
実際の先に無職になってらの先行き不安がそこへ思いを集中させたと思われる。

今回はまことに身につまされて読んだ。
淡々と飄々と生きるってむつかしいね。

主人公を取り巻くみんなみんな親切で優しい。
恵まれていることに感謝して物語は終盤。
そして、まだまだ悟り切らない先を見せて終わっている。

親切に頼りきらない。
価値観の押し売りやベタベタ過剰親切をする人物も出ないのが幸い。
程好い距離感の人間関係にも触れてある。
この辺り、大事。
ひとり身のチェックポイント。

ひとり例外として、自分の価値観どおりに繰りたがる困ったちゃんの母親が出てくる。
母の慈愛ばっか出てくる川柳が良く選に挙がるのに、少々ゲップ。
麗しき母性真っ黒な群さんの自己愛母親像に拍手。

今朝は寒いね。モコたん。
家族なし職なしオールフリーな今日も
散歩からはじめますか?



踏み外す手順

2014-10-05 18:06:30 | Weblog

ウォークの後、温泉へ。
靴を脱いで下足ロッカーへ。
キーを抜いて、入浴券売機で大人一枚を購入。
フロントにキーと入浴券を差し出すと、貴重品ロッカーのキーを渡された。
貴重品を仕舞ってそのキーを腕に巻き、
いざ温泉へ。

ここ数日、左足におかしな痛みがある。
ずずずっと湯に浸かって痛いところを揉む。
湯に並んだ人と無駄話。
稲刈りが済んで、
昨日はあちら今日はここと慰労温泉とのこと。
田の作り手が減ってきている話から、
田んぼに太陽光発電を設置しないかと業者がやってくると聞く。

さぁて上がってフロントでキーを変えてもらって、
貴重品ロッカーを開けようとするとあかない。
困ってフロントへ。

「そのキー下足のです。
貴重品を出してからキーを持って来 てもらう事になります。」

そうでした。
入った時の反対に動けばいいだけだ。
湯に記憶は流れた~~かな^^;

数日前の病院でのこと。
いつまで経っても診察室に呼ばれず、
自分より後来た人の診療が終わる…あれれ?
なんかヘンよ???と気が付いた。

診察券を機械に通して、受診の紙を受け取る。
総合受付で健康保険証をチェックしてもらったら、診療科の待合室で待っていればよかった。
前回の三ヶ月前までは。
二ヶ月前から、その紙を受診の科の受付に出すように変わったんだって。

あっちに行ってこっちに行って
ああしてこうして、
この流れは慣れた人には何の問題もないけど、
温泉は半年以上前に来たっきりだったし…

家でぼぉ~~っと暮らしてる所為かな?
注意散漫おっちょこちょいなだけ?



本日の歩数 16200歩

片腕でなんとかなるさ揺れ小舟

2014-10-03 22:00:00 | 川柳


某川柳会の席題「腕」に詠んだもの。
天に選ばれた。
日本画もする選者さんが描いてくださった。
盾や賞状なんかよりずっと嬉しかった。

ひとりになって十数年。
片身削がれたような自分であっても、
めげている訳にはいかない。
なんやかや次から次へと
いろいろあった。
でも、何とかなった。
何とかしてきた。
揺ら揺ら頼りなく
世間の荒波に揉まれながら
転覆することもなく。


ずっとベッドサイドに飾っていた。
詠んでは忘れていく句の中でだんだん特別になってきていた。
昼に外して
句会会場に使っている公民館祭りの展示用に出して来た。

今夜は、なんとなく壁がスースーする。

ツナグ

2014-10-03 07:32:32 | 映画(DVD)
レンタルDVD。
シニアになったもんね(*^^*)
旧作半額。税抜き50円🎵



一回だけ死者と会う機会をセッティングしてくれるツナグ。
樹木希林が扮するおばぁちゃんから、普通の高校生の孫(松坂桃李)がツナグを引き継ぐまでのお話。
会いたいとの申し出があって、ツナグが死者に意向を聞いてOKが出てから。
死者にとってもそれはワンチャンス。
この人に会えばもう他の人には会えない。
時間はやはり夜。
朝陽と共に死者は消えてしまう。

そうとう重い逢瀬となる。
濃い時間となる。

最後のタロップと共に流れた樹木希林が朗読する詩が沁みた。
なんどもリターンして書き写した。
最上のわざ
ヘルマン・ホイヴェルス神父の友人作
ヘルマン・ホイヴェルス著「人生の秋に」


この世の最上のわざはなに?
楽しい心で歳を取り
働きたいけども休み
しゃべりたいけども黙り
失望しそうな時に希望し
従順に平静に己の自由時間を担う

若者が元気いっぱいで
神の道をあゆむのをみても妬まず
人のために働くよりも
謙虚に人の世話になり
弱って
もはや人のために役立たずとも
親切で柔和であること

老いの重荷は神のたまもの
古びた心にこれで最後の磨きをかける

まことのふるさとに行くために









てくてく ひとり 21906歩

2014-10-01 18:53:37 | ウォーキング
前夜、倒れるように8時前に寝てしまったら、
早朝3時にお目目ぱっちり。
レンタルDVDを観ているうちに夜が明けた。
歩いて返しに行こうっと。
リュックにDVD、水分、途中休憩用の文庫本に川柳を書く筆記用具等々



猫ちゃんに会った。
意外なところに意外なものが



ここには古墳跡とヤマザクラの巨木立て札があった。
キョロキョロしていたら蚊にチックン。
ここまでエボラはやってきてたっけ?
どちらにしても早々に退散。

なるべく車の入らないようなせ路地を選んで歩いた。
公民館にトイレを借りに寄ったら知り合いがコーラスサークル部屋予約に来ていた。
「元気そうね。」
エールの交換?

いよいよ家近く。
主幹道を避けて山道に入った。
野の花を摘んでいたら向こうから女性ウォーカー。
どこかで見た顔。
二言三言交わしているうちに発達障害の講演会で出会った人だと判明。
しばし立ち話。

狭い町。
家から出れば知り人に遭う。
猫とふたり暮らし?だもん。
誰かと話すことも大事かも。

7時出発。
まだ柔らかい陽射しだったのに
しっかり秋の強い光の中、野花を握って帰宅。
10時半だった。
玄関にちょうちょお出迎え。



そうそう
行きつけの美容院に保育園に行っているボクにプレゼントのドングリも置いて来た。

途中休憩したんだけど、
ちょこっと疲れました。

距離にして14キロ(*^^*)




とり残されて 宮部みゆき著

2014-10-01 18:40:10 | 


ウォークの途中休憩用にリュックに入れて出た。
朝マックで完読。

子供のどちらかが置いていた文庫本。
ホラーと言うか?ミステリーと言うか?
幽霊の話と言おうか?
超自然の話と言おうか?

短編が七つ。
怖いというより人は人恋しい物語。
なかなか読みやすくおもしろかった。
宮部みゆきは読まず嫌いだったかな?

チキンレース

2014-10-01 05:42:40 | 映画(DVD)
やる気のない時の無聊を慰めるべDVDのレンタル。
やる気のない看護師が45年寝たきり植物状態の患者相手に反応のないのをいいことに愚痴り。
ここにフィクションなんで都合良く奇跡。

ひとりの女を取り合うチキンレースの末19歳の不良まま実年齢64歳で
「うるせ~んだよ」
と目覚めるところから始まるコメディータッチの物語。

64歳で目覚めたところ、いつ元に戻るか死ぬか分からないと言う。
それを受けておない歳。
「わたしもいつ死ぬか倒れるかわかんないよ。おばぁちゃんだもの」

生きてるっていいね。
楽しまなきゃ。

寝たきりから目覚めた人の言葉は大きい。
凹みから少し元気が出たんでUPです。

寺尾聡の不良ジジイかっこよかった。