唄が歌いたくてたまらない

から

好きな歌の歌詞を検索して携帯電話に打ち込みまくった


歌詞をそらんじたいのです。

だってつまるのがすごいなんだかなあ…


唄が歌えるようになりたい


上手い下手ではなくて、うたいたくてうたえたくてうたいたくって


ああー

おやもまた、このかすがいとしる

子どもは親の鎹という

離婚したくても此の子が幼いうちはできないわっていうやつ

実際そうだったらしいけど


あたしみたいな、すぐ良くないことを考えてしまう子には、親ってすごい財産なんだと知った

今日


お父さんから送られてきたものの中に、お父さんがぴゃぴゃっと書いた手紙が入っていた

「来週の北海道旅行までに元気でいけるように早く風邪を治してください」

すこし文章があやしいところがあるけれど、これはお守りになるな、と思った。

だから財布に入れとくことにした。



あたしという人間はすぐに人を疑って、勝手に嫌いになる

おまえらひとからげに大嫌いだ、何故かっておまえらもひとからげにあたしが大嫌いなんだろ

と言ってしまいそうになる

どういう趣向かな…と頭が痛くなることもあるけれど

ちっぽけだわ

と思えば思うほど世界が憎くてたまらなくって



でも手紙読んだら、「まだちゃんとやろう」って思うんだもの

いやだ、まだ不幸になりたくない

誰かの不幸になるのはいやだと

思うんだもの


せめて親には報いたいもの



だって、疑う余地がないもの


そうやって育ててくれたもの

真実が欲しいか欲しいのか、ああそうか

まみがほしいかほしいのか、ああそうか




ねえねえどこですか

あのひとはどこにいますか

みつけだしてどうこうしようってわけじゃないんですよ

ただね

あたまのなかは、そればっかりなんです

あのひと

どこにいきましたか




すぐそばにいますよ

ほら、ね

よくみてください

あああそうですか

そこにいますけどね

そんなことばっかりいってないで、ほら

そこにいるじゃありませんか




どうしてだろう

いるんだけど、こっちみてくれないや

なんでみようとしないんだろう

どうしてひとにきくんだろう

あたしからきくのは、しゃくだ

あたしはここにいるったらないのに



あのひとは、なんですぐそこにいるひとをみずにさがしてるとかほざくんだろう

あのひともまた、なんだってちゃんとちゅういしてやらないんだろう、ああそうですかってなんだよ

あのひともあのひとで、なんでこえをださないでいようとするんだろう、いえばいいじゃないか

あたしもまた


どうしてわかったふりをするのだろう

あたしがぜんいんにせつめいしてやればいいじゃないか


でもね

とてつもなくめんどうなんだ

だって

まみはたくさんいすぎだよ

あのひとはあのひとをさがしてる、けど、あのひとをみつけたいわけじゃないんだ

あのひとはそれをどうこうできないからとかんがえていて、どうこうできるというのはあんまりにもみがってなことをしってるからだ

あのひとにはあのひとがあのひとをみつけないことがすべてで、あのひとにとってあのひとはみつけたいあのひとじゃないからだ


みんなばくだん


かかえてんの



うそは、まみよりよっぽどやさしいかもね

でもみんなはらにだきこんでるのはまみなの


でもね、ひとのまみなんてまっこうからみれたもんじゃないよ



いたましくて


でもみたくなるね

どうして



まみはみられたがられて、さぞかしきぶんのわるいことだろうね



かのじょはきっと