今日は児童館で学校グランドに凧揚げに行った。
学童さんら大喜び、じゃんじゃか走り回って凧あげまくり
予算の関係で一人一人に長い凧糸を渡せなかったので、10人中5人くらいだけ長い凧糸つき。
80mあるらしい。
天気も良くてバンバン日和。
私はぎゃんぎゃん上がる凧とバックのありえんぐらい広い空に気分高揚しまくっておった。
むっちり絡まった凧糸をゆっくりほどいたり、学童さんの凧持って走り出しと同時に離すとかお手伝い方面をしていたのだけど
楽しそう…
そういうムズムズが見えたのか、3年の女子が「先生やる?」と長い凧糸の彼女の凧を貸してくれた。
「家―い!」と走り出す私、上がったら調子に乗ってすぐ糸伸ばすけどちょっとしたらすぐ落ちる。
結構走るので疲れる、再度あげたら
これがバンバン揚がった!
あんまりにもあまりある風の手応えとか、どでかい空の青に凧も青いんだけど、すぐ見つけられないくらい上がっていく
白い細い凧糸が人工のものには見えなくて、
「うおおおー!すげえやべえ、アハハハハ!高い高い揚がる揚がるウィーイイアアアア!!!!」
案の定「先生うるさい」「先生が一番はしゃいどるやん」と言われながら、一人男の子が
「先生、糸あるだけ全部だして!」と言う。
ちょっとこわいけどこうなったら出さずにはおれまい!おーりゃー
全部!でた!80m…!!!
たっけー、糸の引き半端ねえ、おもてえ!
ちょっとこれをもってごらんよ!と手ごたえを近くにいた何人かに感じてもらう。
すごい引っ張られる
そしたら貸してくれてた三年女子が「ひっぱられるー」といいながら校舎に近寄っていく
「あんまり行ったらひっかかった時やばいよ」とゆるくけん制しながら様子を見ていた
ら、
案の定下がって校舎の一番高いところに引っ掛かる
!!!
ひっかかってんのかすげえ重たい。
カラスがよってきたりする。
学校の先生に学童さんが言いに行って「1番高いところなんでダメですね」と言われる。
最終的にはもう一人の先生が角度を変えながら引っ張ってなんとか取れた、が、完全に村井先生アウト
いやー…
ご迷惑おかけしてんじゃねえよ…
お前がかよ!
はい
帰り道さっきより向かい風が出てきて、やっとこ降りてきた凧がバタバタ反応する。
「もうこいつ高いところ行きすぎて生命宿ったんちゃうかな…」とかメルヘンなことを思いつつ館に戻った。
お帰りの手前に、グランドでサッカーをしながらその様子を見ていた4年生学童さんのお兄ちゃんに
「さっきはえらいはしゃいどったな」と声をかけられる。
いや本当に
どっちがこどもって話
いーやー、おもしろかった。
仲良い友達みんなに凧揚げさせたくなった、いや本気で。
「凧揚げを知って!」みたいな
いや、そら知ってるかもしれんけど
まああれね、ちゃんと自分で最後まで責任をとりきらなきゃね、本当にね
どでかい青にちっさい青が強風受けてあがっとるあの画面、頼りない糸が伝える上空の手応え
幸先よかたい