何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

おにぎりが一番美味しい

2017-06-11 10:58:20 | 実家・家族・思い出
お母さんが作ってくれたおやつはおにぎりが多かった
大学芋のコーヒー煮とかもあったけど
洋菓子はなかった
ジュースも基本、野菜ジュース
または牛乳、あとは果物。
パンもあまり出なくて、蒸しパンはよく買ってもらった。
お母さんは洋菓子を作るのが苦手なんだと思っていた
料理上手で作ったものはなんでも美味しいけど
洋菓子は作らなかった
分量計るのが面倒だからと言ってた気がする
他所のおうちでもらうおやつは
ブルボンとかクッキー系があって
目新しくて嬉しかった
ただいつも、「量が足りない…」と悩んでいた(人の家で食べているのに)
お母さんが入院してからは
好き放題おやつもジュースも買って飲み散らかし食べちらかした
食材の買い物はお父さん、お母さん、私が基本だったが
お父さん、私の二人になったから
余計とそうなった
アトピーだから気をつけているのは知ってたけど
この歳になってわかる
子どもはお腹すかすから
お母さんは毎日そのために働いてた
ごはん作るのが当たり前とかそんな事じゃなくて
私のこれからの身体作りのために
あっちこっちに気を張って用意してくれていたのだ
簡単に買える子どもが好むおやつなんかなんぼでもあったやろうし
そういう考えに否定的な人もいるし(気にし過ぎと言うような)
家で気をつけても他所ではもらうし
私のアトピーはひどかったから
夜中背中掻きむしって出た血で寝巻きが張り付き、朝それを着替えるのに剥がすとめくれて痛い
それを剥がす役のお母さんの心中は計り知れない
いいと言われることは取り入れて
良くなるように良くなるように気を付けて
アンテナを張って動くのは相当な力がいる
学童で子どもを見始めて11年目にしてようやく感じとれた
疑問を感じたこともなかったから
今朝
久々に米を炊いて
炊きたてでごはんを食べる喜びと
毎度のごとくおにぎりを作り絶賛しながら食べ
なんでこんなに美味しいと感じるのか、と
そう言えば、今関わってる学童さんのおうちでおやつは主にご飯だときいたが
私もそうだったな、とが合致して
そういうことだったか、と知る。
おにぎりを「一番安心して食べれる美味しいもの」と知っているからだわ。
子どもは無意識の中に、親の想いをちゃんと織り込んで成長するんだな。

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