気の向くままに

終着はいつ、どこでもいい 気の向くままに書き記す

年度初め

2015-04-02 17:56:19 | 日記

 

 

▲エープリルフールの言葉を、あまり聞かない。4月1日が世の中の年度とそれに伴う人々の暮らしが改まる日だという事情が大きかろう。そこにウソも加わってはややこしすぎる。

▲もっぱら乳製品や食用油、コーヒーやウイスキーなど食料品の値上げが話題の4月である。年度替わりで軽自動車税や国民年金保険料も引き上げられる。

▲就職や転勤、入学で新しい暮らしを始める若い人々には希望と不安が相半ばする4月である。新たなステージでは今まで考えもしなかった謎やパラドックス(逆説)と出合って眠れぬ夜もあろう。良し悪しを容易に決められぬ問題を考え尽くすことで開ける未来への道もあるはずだ。

▲人と社会を未来へと運ぶ時間と、1年ごとに循環する時間と。二つの時が制度や人生で交差する年度始めだ。見知らぬ明日へのスタートを切った。