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遭遇したら…「死んだふり」はだめ 三重で学習会

2015-06-29 17:34:37 | 日記

 ◇目を合わさずに後ずさり…が正解

 三重・岐阜県境付近にツキノワグマが出没し波紋を広げる中、「今こそ知ろう!ツキノワグマとのつきあい方」と題する学習会(NPO法人県自然環境保全センター主催)が27日、三重県菰野町の御在所岳にある「ございしょ自然学校」で行われた。講師役の農学博士(野生動物保護管理学)、橋本幸彦さん(46)は「人がいることをクマに知らせ、遭わないようにすることが一番大事だが、ばったり遭ってしまったら目を合わさずに後ずさりして」とアドバイスした。

 クマの生態に詳しい橋本さんは「クマは草食性で、人を襲うことはほとんどなく、通常は人を見ると逃げる」と説明。鈴を鳴らしたり、ラジオをかけたりして「早めに人がいることを知らせれば事故は防げる」と指摘した。

 例外的に襲ってくるケースとして、子連れの母グマに近づいたり、出合い頭に人間と遭遇してクマが驚いたりした場合などを挙げた。

 出合い頭の場合は「目を合わすと動物は挑戦されていると感じるので、目をそらして静かに後退してください。走って逃げても追いつかれる」と述べた。いわゆる「死んだふり」については「クマが『何だろう?』と考えて、近づいてくる可能性がある」として勧めなかった。

 約20人の登山者らが熱心に聴き入り、「それでも襲われた時はどうすればいいのか」の質問も。橋本さんは「致命傷を避けるため、(頸(けい)動脈のある)首を隠し、うつぶせに倒れてほしい」と助言していた。【松本宣良】

2015年06月28日 毎日新聞

 

 

・スズメバチに遭遇した場合も、静かに後ずさりしながらその場から遠ざかることとのこと。

・「目を合わすと動物は挑戦されていると感じる」・・・・凶暴性のある人間もそうらしい。