あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

マイブーム。

2009-06-06 01:21:46 | 本(料理の本)

徳永久美子のパンを楽しむ生活―おいしいおはなし 徳永久美子のパンを楽しむ生活―おいしいおはなし
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2002-11

以前ちょっと書きましたが、今、パン作りが母と私のマイブーム。

ま、焼くのはパン焼き機なんですが…(^_^;)

調子に乗ってこんな本も買ってしまいました。

サンドイッチなどパンを使うレシピや、パンに合う料理とかを知りたかったので、アマゾンのレビューを見て買ってみたのです。

結論から言うと私にはこの本のレシピはちょっとハードル高かったのですが^_^;

でもエッセイやイラストもあり、なかなか素敵な本でした。

ところで、“パン焼き機でパンを作るのに凝っているんだ”と言うと、友人たちの反応がそれぞれで面白かったです。

“抹茶の粉を混ぜたり、チョコレートを入れても美味しそうだ”とか、“菓子パンに挑戦したら試食してあげる”とか、“ライ麦パンや全粒粉のパンは焼けるの?”、また“堅いパン(ライ麦パンのようなタイプをその時想像したけれど、後になって、パン・ド・カンパーニュみたいな感じかなと思った)も焼けるのかな”など。

ああ、みんな自分の好きなタイプのパンを言ってるんだな、それにしても、一口にパンといっても、いろんなタイプがあるものだ、と、可笑しかったり感心したり。

私自身はといえば、好き嫌い無いのでどのパンも好きですが、毎日食べるのは、やっぱり普通のイギリスパンがいいかな……と思った。

案外、保守的。

ちなみに、この本の中で特に作りたいと思ったのは、ちょっと自分でも意外、中華パンでした。

なすのオリーブオイル漬けなどの、お惣菜も気になりました。

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つなわたりの人々

2009-06-05 00:17:27 | 本(ミステリ・アンソロジー、その他)

招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫) 招かれざる客たちのビュッフェ (創元推理文庫)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:1990-03

『夜光の階段』のドラマは、そろそろ終盤になってきましたが、原作未読なのでどう収束するか、興味のあるところです。

私はもともとピカレスクロマン、というのがわりと好きなのですが、それは多分、自分にないものに対する憧れなのではないかと自己分析しています。

私は小心者なので、基本、平然と悪事はできないと思うので。

が、逆に、“この犯罪者の気持ち、わかる!私もやりそう!”というのもあります。

たとえば、私はシェークスピア作品では『マクベス』が一番好きで、というかシェークスピアというくくりがなくてもこの物語はたまらなく好きなのですが、主人公マクベスはけして悪人ではないですよね。

それどころか、彼をそそのかす彼の妻もまた、悪女であるとは私は、思えない。

けれど、マクベスは予言に惑わされ、主君を暗殺し、それから次々に周りの人間を殺すことになり、最後は自滅する。

でも、私にはわかる気がするんです。ごく普通の、むしろ善人が悪を行う気持ち。その、もう後には引けない、という思いつめた感情。

この、ブランドの短編集の解説に、そんな不器用な、けして悪人ではない犯罪者の心持について、実に的を射た表現がありました。

彼らは、綱渡りの綱の上にいるのだと。

もう後戻りはできない。ちょっとでもためらったら落ちてしまう。そんなぎりぎりの、追い詰められたような感情が、私は共感できる気がします。

この中の1つの短編のラストで、コックリル警部が犯罪者の腕をつかんだとき、自分が掴まれたような気がしましたもの。

あと、善人の転落の物語でお気に入りなのは、ウイリアム・アイリッシュの『私が死んだ夜』。これもたまらなく好きだった。

そういえば余談ですが、アイリッシュといえば、『夜光の階段』の主人公を演じている藤木直人氏が、『喪服のランデブー』の主人公を演じたこともありましたっけ。

松本清張もいいけれど、アイリッシュの哀切な作品も、忘れがたい魅力がありました。

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ひとり二役はアリか?

2009-06-04 23:41:51 | 本(ミステリ・本格、パズラー)

はなれわざ (ハヤカワ・ミステリ文庫) はなれわざ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
価格:¥ 987(税込)
発売日:2003-06

だいぶ遅くなってから、先週の『名探偵の掟』の話なんですけど(^^ゞ

前々から“ひとり二役や変装で入れ替わりのトリックって、アリか?”と思っていたので前回結構ツボでした。

いや、女装を思いっきりやり切った、大和田氏の勇気にまず拍手ですけど(^_^;)

でも、男性が女性に化けるのって、ギリ思春期までだと思うのですよ。

たいがい、男だとばれますよね~。

同性に変装する場合でも、その人を知っている相手の前で、長時間って無理な気が私はするんですけど……。

この作品も、ネタを割るので詳しくは書けませんが、読了したとき、“はなれわざではなく、あらわざではないか?!”と少し納得いかなかったものでした。

このトリック、アリかナシか、他の人にも聞いてみたい、と思ったものでした。

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買ってみた。

2009-06-02 17:22:14 | 食・レシピ

買ってみた。
マイアフィリエイトに数社提携させて頂いて、バナーを貼らせて頂いてますが、そのうちの『オーダーチーズ・ドットコム』様からためしにチーズ、買ってみました。(本人購入OKだったので。Amazonはダメらしい) 初回の方限定お試しセット、5点入って3940円なり。 内容は[ブリーエクストラ][フォレストスモーク][クリームチーズフルーツラム][ゴーダ][ピザ用ミックス]のセット。 みな癖のない食べやすいチーズで、私ならもう少し癖があっても大丈夫かも……と思ったくらい。 写真は白カビチーズのブリーですが、一番気に入ったのはフォレストスモーク。これは本当にクリーミーで美味しかった! でもお試しセットは約125グラムの可愛いサイズなのですが、普通販売しているサイズはホールで、値段も結構イイので、小さいサイズあるといいなぁ、と思いました。 ラインナップはやはり本格チーズで、ちょっと自分で楽しむのは贅沢な感じ。やっぱり贈答用かなぁ、と思いましたが、その時々にお得なセットやアウトレットセールもあるようです。 で、そういったセットで私が気になったのは『闇袋』! 内容分からないんです。チーズの闇袋、ちょっと怖くないですか? でも妙に気になりましたが、すぐホームページから消えたので、幻じゃないだろうな……と思う今日この頃f^_^;(多分売切れたのでしょうが……勇気ある!) あと、かなり気になったのはチーズに合わせる低糖度ジャム! 普通のジャムの糖度が50~65度なのに対して、25度!でも、爽やかで美味しそう……。 素朴なミルクゼリーとか作って、上にのせてもイイかも……と、次はこれを試してみようかな、と思っています。 チーズじゃないケド……(^^ゞ

コメント (2)
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