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今日は、小雨が、降っていたにも、かかわらず、珍しく、外に出て、
我が家の小さな庭に、黄色のマリーゴールドの苗を、植えた
これから、台風がやってくるだろうから、しばらく、雨が続くのを、
ねらって、思い切って、植えることにした !!
なんか、はたから見たら、“ 変な人!? ” と、思われてたかも
しれないけれど、庭仕事って、なんだか、気持ちがいい
雨の日が、好きだし、ちょっとやそっと、ぬれるのも、
たまには、いいもの !!
もう、すっかり、秋めいてきたけれど、
毎年、夏になると、思い出す、映画が、あります
それは、犬童一心監督作品の、映画 『 メゾン ・ ド ・ ヒミコ 』
( ↑ 上の画像は、この映画の DVD のジャケットです ) です。
子供たちが、寝静まった夜に、こっそり、起きて、
好きな映画を、見ることが、私の、密やかな楽しみ、なのです
前から、ずっと、また見たい、と思っていたのですが、
なかなか、見ることが、できなくて … やっと、見ました ~ !!
例によって、家で、DVDで。
オダギリジョーさん × 柴咲コウさん × 田中 泯さん、という、
“ 夢の共演 ” も、さることながら、
この 「 物語 」 は、リアリティーを、もった作品であるのに、
それを、ファンタジーであるかのように、とても、美しい映像が、
繰り広げられていくのです !!
“ ある ” 老人ホームが、舞台の、物語なのですが、
そこに、生きる人々が、みな、すごい個性的で、おもしろくて、
人と人とが、本音で、ぶつかる、人間らしいところが、
生き生きと、描かれていて、笑えたり、泣けてしまったり …
オダギリジョーさんが、演じている、「 春彦 」 は、
この場所に、存在するには、妙に、爽やかで、清清しくて、
「 カッコよすぎる 」くらいの、その風貌が、「 浮世離れした 」感を、
見る者に、与えているようで、その、何気ない表情や、立ち振る舞いに、
しぜんに、魅せられてしまいます …
田中 泯さんが、演じている、「 ヒミコ 」は、
その、圧倒的な「 存在感 」に、
その、まなざしと表情だけで、すべてを、表現してしまう 「 佇まい 」 に、
ただ、ただ、驚愕するばかりです …
特に、柴咲コウさんが、演じている、「 沙織 」 という女性に、
私は、初めて、劇場で見た時から、すごい感情移入してしまって …
涙が、止まらなくて … 帰りの電車の中でも、沙織や、他の登場人物たちを、
思わないようにしようと、していたのだけれど、
そう思えば、思うほど、よけいに、泣けてきてしまって …
この映画に、『 母が教え給いし歌 』 という、劇中歌が、出てくる
のですが、これが、また、素晴らしいのです !!
『 母が教え給いし歌 』
作曲 ドヴォルザーク 訳詞 堀内敬三
母が私にこの歌を
教えてくれた昔の日
母は涙を浮かべていた
今は私がこの歌を
子供に教えるときとなり
教える私の目から涙があふれ落ちる
もう、何度、この映画を、見ても、
この場面で、泣けて泣けて …
涙が、止まりません …
そして、この涙は、「 救い 」 の涙であって、
この映画は、見る者に、希望の灯火を、与えてくれている
ように、思います …
そして、細野晴臣さんの音楽が、すごく印象的で、
一度聴いたら、忘れられないですね …
ラストの、ダンスホールのシーンが、
圧巻です ~ !!!
読んでくれて、ありがとうです
それでは、また。。。
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