雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

東京一極集中。仕事は面白くないし・・・

2024-02-14 22:45:04 | 社会

今、埼玉県のホテル。明日茨城のお客様訪問なのだが、何で?埼玉?となるよね。

まあ諸事情から致し方なく。要は埼玉在住の同行者品管Hさんののワガママからだ。

端的に言えば、明日車で拾ってやるから、自分ちの近くまで来いと言うこと。

それも朝メチャ早い出発よ。お客様近くの茨城県でのホテルがどこも満室で取れなかった。

 

目の前に大型案件がぶら下がっていて、最初の頃は本当に?まさか?受注に漕ぎ着けられるとは

思っても無かった外資のお客様なのだが、手を伸ばせば掴み取れそうな位置まで来ている。

しかしこの数カ月、あーだこーだとお客様もコロコロ仕様が変わり(まあ金額押さえたいと言う事情は解るが)

私は付いて行くのが精一杯で、営業でも設計でも無いけれど、技術的な知識は設計以上かもと言うくらいの

Hさん主導でものごとが進められ振り回され、らしくないな・・・と言う気分になって来ている。

先日なんかは気の無い返事をしたら、怒って  ”ぶちっ!!” と電話切られたし。

ああ・・もういいわ、別のこの仕事取れなくてもと言う気になったものだ。そんなこと考えている仕事は

先ず取れないよね。しかし、Hさんが異常に乗り気でやる気満々で、取れれば取ったで会社的には有難いこと。

まあ、明日行けばそこらあたりも決着がつきそうな感じ。取れても、私が取ったものじゃない と思う。

私は決まるまでは自分主導でないと面白くないし、どちらかと言えば短期決戦型。決まるまでズルズルと

時間が掛かる案件は向いてない。と言うか飽きるのだ。途中で面白くなくなる。”一体どうしたいのっ!?”となる。

 

先日は土日月と丁度世の中3連休中に、山陰のお客様の立ち上げに行って来た。こちらはすこぶる調子良く、

既に2交代の生産に入っておられる。今月末には3交代24時間稼働で完全自動化を目指しておられる。

帰宅して1日テレワークして今回の出張。もう身体が限界に近い。

 

今回東京経由で移動して、つくづく思ったこと。東京近郊含む関東圏はやはりハンパなく人が多いと言うこと。

山手線や東武東上線?もうめちゃ混みで、身体が潰れるかと思ったわ。小さい頃は電車通学していて、

やはり超満員の電車で押し潰されそうになっていたけれど、あの時と感覚が全く違う。”私の身体を潰すなっ!!”

と言う怒りがこみ上げてくるのだ。何だか、押し方が冷たいのよね。他人のことなんか何も考えてない。

ただ自分が乗り込む為に押して押して押しまくって、カバンがどこに当たろうが、腕が脚がどこに在ろうが、

自分の身体さえ無理矢理にでも入りさえすれば、人のことなんか知ったこっちゃない!と言う雰囲気が

凄くしたわ。何なん!!?と信じられなかった。いや、関東の人皆が皆と言っている訳では無いが、何だか

電車の中でも雰囲気は関西と違うなと。何と言うか・・殺伐としている?

マスク率も違う。関西の方がマスク率が高い。関東圏は満員電車の中でもマスクしている人はちらほら。

私は関東には住めないね、多分。

 

あまりの東京一極集中で、こんなことでいいんだろうか・・・と言う気になる。通勤範囲のベッドタウンの

駅は賑やか。しかし関東圏も少し離れれば侘しい。

地方都市は、もっともっと寂しい。商店街はシャッターが下りているところが多い。開いているお店も

閉まるのは早い。食事するところもまばら。人が居なくて街がガランとしている。

その山陰のお客様も工場誘致・町おこしで行政が色々積極的だったと聞いた。工場までの道も整備されたらしい。

雇用にも貢献しているしね。でも焼け石に水って感じ。

どんどん、人の密度が東京もしくは横浜辺りに集中し、その分地方都市は益々過疎化して行ってると、それほど

多くの街を知っている訳でも無い私でも、出張に行くと実感する。

なんだかな・・・と、あまり気乗りのしない私。

この1週間は、他にもイヤなことがあった。仕事辞めたろかいなと思ったりしたわ。

まだ限界じゃないから辞めないけど。その話は次へ続く。


言葉には気を付けて

2024-02-02 06:05:07 | 社会

昨日の続きなんだけど、麻生さんのあの発言を受けて某コメンテーターが

・人の容姿に言及したり評価するというのは、今の時代、言語道断

・麻生さんのこの発言の心の奥底には、女性蔑視的な考えがある

・上川さんが麻生さんの発言を受け流したことに対しては、上川さんのコメントを残念だと

・こういう発言は受け流せばいいという、間違ったメッセージになる。すごく罪深いと

 

これはちょっと違わない?と私は思う。確かに容姿に付いての言及はしない方が良いと思う。

それは良い悪いに関わらずだ。今はそう言う発言自体がハラスメントだと言われる時代だから。

私みたいな高齢者にとっては、よくある話だったけど、今はそうじゃないのだから。

時代が許さないとでも言おうか。

私なんかは例えば会社なんかでそんなこと言われようものなら『もうっ!酷い!ハラスメントだ!

訴えてやる!』と笑いながら怒る。多分、言う相手によると思うし、その時のニュアンスも関係する。

 

それにね、コメントであったけれど、本人が『言語道断』と言っているのならまだしも 勝手に個人の

価値観を押し付けて、上川大臣の発言を『残念』とか言うのが信じられない。差し出がましい と言う意見も

あったそうな。私の考えもこれに近い。ほんとアンタの価値観でしょうに・・・と思う。

上川さんのこと、嫌いなのかな?上川さんが問題にしてなければそれで良いんじゃないの?あなたが言われた

訳じゃないでしょう?と。全女性の代表みたいな言い方しなさんなと思うだけ。

世界を股にかけて活躍している上川さんは、そんなこと気にもかけないのじゃないかな。

 

世界を股にかけて で言うと、卓球の伊藤美誠選手がシングルではパリ五輪がダメらしい。

ダブルスには選ばれても出るかどうか判らないと言ったそうだ。その発言が問題視されているらしいが

あるファンのコメントが私には引っ掛かった。

『伊藤美誠選手の発言が問題視されてるが、世界で戦い、日本卓球界をけん引してきた存在と、

一般人では抱えてる重さが違う』と擁護。

それを読んでう~~んんん・・・そうなのかなぁと。一般人の抱えてるものは軽いのか・・・。

そういうことでしょ?その人の言ってることは。

しかしね、抱えてるものの重さなんて比較出来るか?って話。環境も状況も立場も違うのに。

有名人であろうが一般の名も無き人であろうが、抱えてるものは誰でもが夫々あるはず。

抱えてるものが重いか軽いかなんて当の本人にしか解らないだろう。

『世界で戦い日本卓球界をけん引してきた存在として、抱えてるものは重い・・・』だったらまだ解るが

そこに一般人を持って来て比べるからおかしくなるのだわ。一般人だって色々抱えているのよ。

一般人だって悩んだり苦しんだりはある訳で、みんなそれなりにいっぱいいっぱい抱えて生きているのよ。

アスリートだからって、人として特別ってことは無いでしょ。言葉には気を付けて欲しいものだ。


文字は怖い。凶器になり得る

2024-02-01 00:02:34 | 社会

ある人気漫画をドラマ化した話。

テレビドラマ化したいとして放送局が原作者にお願いした時、原作者は『漫画に忠実に』という条件を

出したと言う。ひとことで言えばそういうこと。細かいことは他にあるとしても、一番大事なことは

そこだったはず。

ところが、いざドラマが始まってみると、原作者の要望は守られておらず、脚本をめぐって局側と

折り合いが付かず、最終的に最後2話の脚本を、原作者自身が書いた。そしてそこに至った経緯や加筆修正の

労力・戸惑いや無念などを丁寧にブログに綴った。説明だけで誰も責めていない。

それを受けて今度は脚本家が、最後は脚本も書きたいと言う原作者たっての希望で、過去に経験したことの

無い事態で困惑したが残念ながら急きょ協力と言う形で携わることになったとインスタにあげた。

自分が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者だと。誤解しないようにと念押し。

何の為の念押し?

そして、今回の出来事はドラマ制作の在り方・脚本家の存在意義について深く考えさせられるものであった。

これは苦い経験だった。今後同じことが二度と繰り返されないようにと。

ふうん・・・。

次は、原作者が要望して脚本を書いた訳では無いことを知ったネット民は脚本家を責める。

そして又、そのインスタに別の写真家がコメントして、自分も物書きモノ書きの1人として尊厳を傷付けられた

お気持ち察しますと脚本家に向けて。

その写真家は今度は原作者のファンに恫喝の言葉を浴びせられる。寄せられる言葉に恐怖。家族も身の危険を

感じていると。

そしてそして原作者は、攻撃したかった訳じゃない。ごめんなさい と言って・・・亡くなった。

これ、全部文字でのやりとり。

 

何でこうなるの?

テレビ局は何しとんじゃい!逃げるな!

この漫画(原作)はまだ終わっている訳じゃなかったそうだ。そんなまだ進行中の原作がありながら

何故無理にドラマ化するのだろう?そして何故?勝手に変えて、原作者を守れなかったのか?

知らぬ存ぜぬみたいな局のやり方・コメントは、責任逃れ以外の何物でも無く、見ていて気分悪い。

そして思うに、今はSNSで何でもありの時代。顔も見えないからと言って、何言っても良い訳じゃない。

特に、誰だか判る個人を攻撃するのは非常に危ないと言うこと。

考えられない様な結末を迎える。原作者は余程悩み苦しんだことだろう。死ぬほど辛かったと言うこと。

気の毒だな。勿体無いな。死ななくてもいいのに・・・ファンがいっぱい居るんだから、又元気出して

良い漫画を書こうと思ってくれればいいのに・・・と思うけれど、取り返しは付かない。

 

言葉と文字の違い。それは文字は残ると言うこと。勿論、言葉だって録音すれば保存は出来るが、

そんなの日常ではほとんど無い。しかし文字は今やそこら中に氾濫している。インスタ・フェイスブック・

ツイッター(今はX?)・You Tube・LINE。ブログはSNSとは言わないのかな?

文字は世界中が見る。そして文字は拡散可能。まあ動画もそうだけど。

文字は残酷で、そして凶器にもなり得るということ。SNSって、そう言うこと・そう言うものだと

言うことを、ちゃんと理解していなければ怖い。私含め高齢者は、そこんとこよく理解出来ていないんじゃ

ないかと。私は超疎いから気を付けてはいる。

まあ私はブログで、社会の一般人にはしょっちゅう怒っているし、有名人のことは平気でけなしたりは

しているけれどね。

 

言葉でいうと、あの麻生さん。あの人ホント話が下手だね。下手と言うより思ったことを何でもホイホイ

喋り過ぎ。

上川外相のことをカミムラと言い間違え、おばさんだと言い、美しい方とは言わないとか、もう好き放題

言いたい放題。これ、れっきとしたハラスメントだと思う。

でも上川大臣は怒ってもいない。勿論ご本人が大人だと言うこともあるけれど、褒められていると言うことが

上川さんは解っているからだと思う。ご本人にしたら、そんなこと、大したことじゃないんだろう。

麻生さん口が悪いのであんないい方だけれど、実はこれ相当褒めているんだもの。

大したもんだ・やるねぇ・堂々と話をしている・英語も勿論・予約から何から外交官の手を借りながら

自分でどんどん会うべき人に予約取る・1週間の間に国連総会の後、バタバタッとやってのけた。

あんなこと出来た外務大臣、今まで居なかった。女性や若い人たちを自分たちは育てねばならんと。

私が上川大臣なら、それだけ褒めてくれるなら、おばさんと言われたことも美しくないと言われたことも

名前間違われたことも、多分許す。そんなこと侮辱だとも思わない。たいしたことじゃない。

まあ実際、おばーちゃんだし美人でも無いし、名前も覚えてもらえないレベルか💧と。

むしろ褒めちぎられたことに舞い上がる。と思う。

 

文字も言葉も書き過ぎ言い過ぎは良くないと思う。特に名指しで特定された人は、間違いなく傷付く。

そんなことに配慮しながら、お行儀良くほどほどにやって行くしかないのよね。


『二十歳の君へ』そして『青い薔薇』

2024-01-10 13:45:00 | 社会

毎年成人の日を迎える若者に、サントリーが伊集院静さんの『二十歳の君へ』と題する言葉を

贈っていた。

伊集院静さんが亡くなった今、どうするのだろう・・・?と案じていたが、どうも昨年にお創りになった

ものが載っていたみたいね。当日、テレビでは別のものを観たので、やっぱりもう無いのね・・と思って

いたのだけれど、良かった。

あの、伊集院静さんの毎年若者たちに贈る言葉を楽しみにしていたので、これからは寂しいわ。

さすがいい文章だな・・・と惚れ惚れするような珠玉の言葉たちだった。本になって出版されているらしい。

被災地で20歳を迎えた人も居ることだろう。言葉に言い尽くせないほどの悲しみの中に居る人も居るかも

知れない。

でも、これからの人生を自分らしくたくましく生きて行って欲しいなと、関係ないおばさんは思うのですよ。

 

サントリーと言えば”青い薔薇”  あるところで”青い薔薇”という言葉を見たのでね。

青い薔薇はこの世に無いと言われていた。自然界では無理なんだそうだ。後で吸い上げての着色は出来るが。

それをサントリーは長年に亘って研究を重ね、DNAの改良で”青い薔薇”を生み出した。

まだ完全に”青い”といい切れるほどではないかもだが。

かつて、”青い薔薇”の合言葉は『不可能』『存在しない』だった。

それが今は『夢かなう』『奇跡』『神の祝福』なんだそうだ。

不可能を可能にする努力はいかばかりのものかと思うが、それが奇跡を生み夢が叶い、神の祝福まで頂けると

したら、なんと素晴らしいことよ!花言葉まで替えてしまうなんて!と単純な私は思う。

 

そうよ、若い人は何をも諦める必要なんて無い。与えられた時間はいっぱいあるのだもの。

それをどう使うかは自分次第。これからの人たちが夢や希望を持てる社会であるように。

そして努力すればしただけの結果が不公平無く理不尽無く与えられる世の中であるようにと、

残り時間が段々減ってくるおばちゃんは思うのですよ。

 

ああもっと若かったら、能無しのヘタレの政治家たちを蹴散らして、政治家を目指していたかも知れない。

いや、若い時にもっと必死になって勉強して、研究者かも。いやいや、やっぱりスーパー営業ウーマンか?

もしかしたら、家庭の主婦に収まって、良い妻・母を理想としていたかも!なーんてね💧

アホみたいなこと考えている私でした(^_^;)

遅らばせながら、新成人おめでとう!


”完璧な人”なんて居ない

2024-01-08 19:29:20 | 社会

ある方のところで”完璧”という文字を見た。2度目である。以前にも少し書いたけど。

私は、機械関係の仕事をしているので”完璧”という言葉には結構敏感だと思っている。

何故なら・・これは私の持論なので、正しいかどうかは判らないし、そもそもが正しい正しくないと

言う評価が当て嵌まるのかさえもわからない。

私の考える”完璧”の話。

人間が造るものに”完璧”は無いと思っている。それは物理的な話。少しの狂いも許されないはずの宇宙工学でさえ

”パーフェクト(完璧)”は無いのだ。計算し尽くされたとしても、それは99.999999・・・という天文学的な数字で

あっても、100%ではない。何度も何度も研究や実験や計算を重ねても、何億万分の1でも上手く行かないことがあれば、

それはもう100%のパーフェクトではない。99.9999999・・・で宇宙にロケットなどを飛ばしているのだと思う。

 

日本語で言うところの完璧と完全は、私はパーフェクトとコンプリートと解釈している。

コンプリート(完全)よりパーフェクト(完璧)の方が精度は高いと言うか、出来の善し悪しで言うと

上という捉え方。実際の英語でどういう解釈か詳しいことは知らないが。

 

私が考える”パーフェクト”というのは、芸術の分野などでは有り得るとは思う。

例えば絵画であったり音楽であったり演奏であったり舞踊であったり書であったり。

要は、観る人聴く人感じる人に依って評価が分かれるもの。ある人にはとてつもない感動を与えるもの。

そこには数字で表れる”正解”というものがない。

夫々の人の感性に訴えるもの。ある人はパーフェクトだ!ブラボー!と言い、ある人はそうでも無いという。

好き嫌い・感じ方、色々あるものね。ある人にとって完璧なら、それでいいのだ。

数学みたいに正解が一つしか無い、割り切れるもので満点取ったら完璧(パーフェクト)だけどね。

 

そして人間のこと。

完璧な人、完全無欠な人って居るの?という話が前にも出たが、誰がみるか?誰が感じるか?に依っても

多分違うよね。非の打ち所がない美人だハンサムだと言っても、そういう顔が好きじゃない人も居るかも

知れない。性格が良い、最高だ!と言っても、そう感じない人も居るかも知れない。

だから万人が認める”完璧な人”なんて居ないんだと思う。夫々が完璧だと感じていれば良いんじゃないかと。

そもそも、何をして”完璧”と言うの?どういう人であれば完璧なの?

逆に完璧な人なんて気持ち悪くない?完全無欠なんて。少し位、ヘボいところがあってもいいんじゃない?

出来が悪くったって、それも一つの個性であり可愛げだったりすることもある。人間らしくっていい。

完璧な旦那さまと暮らしていたら、肩凝るだろうな・・・。そんなことを考えた。

 

”完璧”という言葉は、滅多矢鱈 気軽に使う言葉じゃないと思う。

世の中にパーフェクトなことなんて、そうそう無いと思う。0.000000001・・・が 0にならなければ完璧とは

言わないのだから。

『あなた完璧な人ですか?』なんて、人に問う?

私聞かれたら『完璧じゃないですが、それが何か?完璧じゃなければ人として何か問題?』って聞くよ。

誰が誰を評価するの?

あ、世の中に、パーフェクト!と思えるほど、息を呑むほどに美しい、自然界の生き物はあるよねとは思う。

”完璧”という言葉に異常に敏感に反応する私でした💧