雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

フランスがなんぼのもんじゃい!国民性か?個人の資質か?

2024-11-16 21:22:16 | 日記

昨日、福島に日帰りで打合せに行った。

まあ仕事自体はお客様の感触良くて、継続して頑張れば受注に漕ぎ着けられるかな?という感じで

気分は悪くないのだが、帰りの移動中が最低最悪だった。

 

私は新幹線はいつも、余程混んでいる時期・時間帯で無ければ自由席だ。

東海道新幹線は、新大阪始発を選べばいいし、東京からの帰りに至ってはどれも始発なので、

ちょっと余裕のある発車時刻のものを選べば当然座れる。

問題は乗り換える新幹線の場合だが、始発駅以外からの乗車は混んでいることもあるが、

どこでも良ければ座れなくはない。

昨日の帰り、福島から乗ったら、窓際は無くて通路側に座った。しばらくは静かで平和。

ところが宇都宮で外国人の団体?が乗って来た。男女取り混ぜて、老齢期に入るような人ばかり

20人位は居ただろうか。

ツーリスト?では無い?定住者?ラフと言うより上物では無い服装に肩から鞄ひとつみたいな

いでたち。皆背が高くて大きい。悪く言えば太い。通路の幅に1人しか入らない程、幅も広い。

彼らが通路をドヤドヤと行き交う度に私は何度も、大きなお尻やカバンを頭や肩に当てられた。

ボンっ!ドンっ!ゴンっ!

その度に『痛っ!』と言うのだが、彼らは聞こえないふりして知らん顔。決して謝らない。

挙句、空いている3列シートの真ん中の席に座ろうと、何も言わずに私を跨いで行こうとする。

心の中で『”イクスキューズ”や”ソーリー”は無いのかいっ!行儀悪過ぎだろっ!』とぶつぶつ。

英語が達者なら、その程度のことがサッと言えるなら、多分言っていた。詰まらずに言える自信が

無かったので我慢した。

何度も何度もゴンゴンと当てられる。腰を曲げればお尻が顔に当たる。それを悪いとも思ってない。

一体この人たちはどう言う団体?何のグループ?どんな神経?

結局座れない人らが固まって通路に立ったまま、前後左右に座っている同行者らと話を始める。

立っているヤツは私の頭の上だ。周りの日本人たちは皆黙っている。静かだ。彼らの声だけが響く。

イライラが募る。

それでなくても新幹線で車内がうるさいのはキライだ。子どもの叫び声もそこそこは我慢するが

泣きわめくのが続くと、言う言わないは別にして、一体親は何している?と腹立たしい方だ。

『公衆の場』と言っても、内容によっては色々ある。例えばライブとかはキャーっとなるのが

当たり前だろうし、逆にクラッシックの音楽会や美術館は当然しーん・・ 等々。

これがダメでこれがOKと言う法律は正直無いのだけれどね。

もしかすると新幹線が静かであって欲しいと言うのは、私のワガママで一方的な思いなのかも知れない。

他の人の感覚知らないから。

しかし常識の範囲と言うものがあるだろう。他人に迷惑を掛けないと言う当たり前の社会の常識が

あるだろう。

お行儀の悪さと延々と続く会話に、ついにキレた。もう我慢出来ない。

『いい加減にしてよっ!うるさいんだよっ!こんなところでミーティングするなっ!

当たって迷惑なんだよっ!行儀悪過ぎ!』と叫んでやったわ。

一字一句違ってないかどうかはともかく、それっぽいことは言った。

日本語でだけれど、怒ってるのは解るよね。

すると、リーダーらしい爺さんが、太ったおばさんのお尻を私のシートから離れるように手で制し、

そして皆一斉に、声のボリュームが落ちた。ボリューム落ちてもまだ喋っていたんだけどね。

そして彼らはゾロゾロと上野で降りて行った。一体何者だったんだろ?

結局申し訳なさそうな態度も謝るそぶりも一切無かった。

この人たち喋っていた言葉はフランス語。勿論皆欧米人と言うか白人。

(と言う言い方が今は何でも差別用語になるみたいなので、いけないのかどうか判らないが)

 

欧米人(白人)と、アジア系アフリカ系のいわゆる有色と呼ばれる人たちとの間に、一体どのような

差が、違いが、あるのだろう・・・と、その時私は考えた。もしかして自分も、先入観や思い込みは

無かったか?

で、これは国民性?と考えたが、いやそれもちょっと違うかも。要は個人の資質?

公共の場で静かにするとか、人に迷惑を掛けないとか、当たったらごめんなさい、ちょっと通らせて

欲しければ済みませんが・・・とか、言う言わないは個人の問題?

しかし日本人は”おしなべて”だけれど、普通言うよね?そういうこと。だから国民性かなと思った

のだけれど、きょうび日本人だって言わない人結構居るかもだから、何がそうさせるのか解らない。

そんな話を今日、用事があって会った兄夫婦にすると2人曰く『フランス人お行儀悪いよ。中国人と

いい勝負らしい。これ有名な話』と。そーなの?

フランスでは、小さなレストランのウエイトレスに至るまで、英語や日本語で喋りかけても返事もしない。

解っていてもだ。フン!とね。何をそんなエラソーばってんだか。もしかしてフランスが一番だと思ってる?

日本を下に見てんじゃないよ。フランスがなんぼのもんじゃいっ!

ここは日本だ!もうちょっとお行儀よく出来ないのっ?と怒る私がおかしいのか?

人種だとか国民性だとか狩猟民族だとか農耕民族だとか・・・そんなことまで考えさせられた日だった。

 

そう言えばうちの会社に居る中国人の若い女性、中国のことキライだと言っていた。

彼女はタイで大学を卒業し、日本に来た。タイで英語を習得し来日してから日本語を覚えた。

つまり4か国語が喋れる。彼女は自国の民度が低いことをよく理解している。だからと言って

日本が好きと言う訳でも無さそうだ。

どこの国に居ようが、自分が自分らしく高みを目指して生きて行くんだと言う強い意志を感じる。

そう言うグローバルな考え方・感性が、これからの時代は多くなって行くのかな。

しかし、日本と言う国の民度は高いはず。あのフランス人のグループの態度は無いわ。


大谷選手の言葉に”あぁ・・これだっ!”とビビっと来た

2024-11-10 14:26:48 | 日記

大谷選手のことは多くの方が賛辞を送っているので今更なのだが、破格外のとても凄い方だと

いうのは、言うまでもない。色んな意味で凄い。野球だけでなく、人としても凄い。

凄いとしか言いようがないが、本当に聖人君子みたいな人だ。

今期は最初に通訳のことでケチが付いた。大谷さんは何も悪くない。でもそんなことは私が記事に

するまでもなく、誰もが思っていたこと。庇いたくて味方をしたくてウズウズしていたが、

チンケな言葉で何を言っても言い尽くせない気がして黙っていた。

で、シーズンが終わればご承知の通りの結果。さすがやる人は違うねと。黙って結果を出す人。

ごちゃごちゃ言う人を黙らせるだけの成績をサラっと残す。

彼の活躍が、多くの日本人を幸せにしていることは間違いないだろう。まあアンチも居るだろうが。

野球の神様に愛されている人。とてつもなく努力をしている人。決して持って生まれた才能だけで

今の大谷選手がある訳ではない。

そして今回、彼はやっぱりただ単に野球のセンスと言うか感覚だけでは無いのだということを

改めて思い知った。

 

金曜日の夜、テレビで大谷選手の特番があったので、音声落として流しながら録画もして仕事していた。

要所要所は気を入れながら聞いていたのだが、私がハマったところ。

大谷選手の言葉。打撃の神髄。一番のポイント。

 ストライクゾーンを振る。同じ位置で同じように構える。動く前の段階が一番大事。

 自分が正しい構えをして正しい動作を行えば、ストライクゾーンに来たボールは自ずとヒットになる。

しかしいくらストライクゾーンに球が来たからと言って、必ずしもヒットになる訳では無い。

ストライクゾーンに来た球のヒット率は大谷さんはメジャーの中でも群を抜いて高いし、ボール玉を

振る割合も極めて低いのだ。

これについて動作分析の専門家は

 これだけのキャリアを積んで来て、段々と無駄を排除して行く・バッティング自体がシンプルになっている。

 今まではボールを凝視していたものが最近はボヤっと見ている。専門的な用語で言えば”周辺視野”と言う。

 メジャーの投手が投げるボールはすごく速くておまけにバッターの直前で変化する。

 それに対して素直に素早く対応する為にはどこかを凝視するのではなく、全体を見ながらわずかな変化に

 対応して行くことが必要になって来る。余計なところに力を入れないで構えて来たボールに素直にバットを出す。

 そう言う境地に至ったのでは?と。

再び大谷選手の言葉。

 『振るべき球を振っている』 

深いねぇ・・・。

大谷選手は自身の構えを動作解析の機械で骨や関節に至るまで確認し、毎日のように正しい構えかどうかを

チェックしている。日々の努力を怠らない。なるべくしてなった結果。ロジックに基づいた分析。

 

要は才能だけじゃない努力だけでもない論理的データも駆使して、ありとあらゆることを総合した結果が

大谷選手と言うことか。常人では考えられないほどのストイックな人生を送っていることだろう。

本人には苦でも何でも無いのかも知れないが。

結婚して美しく控えめで決して出しゃばらない(大谷選手がそんな人選ぶ訳ないけど)聡明そうな

優しそうな良き伴侶を得、可愛いデコピンも交えて、大谷選手の今後益々の活躍と健康と充実と

穏やかな幸せを、親戚のおばちゃんでもないけれど祈ってるわよ。

 

私は、ストライクゾーンに来た球を打つ。そうすれば自ずとヒットになると言う言葉に、

野球だけでは無い全てのことに通ずるのではないかと思った訳。特に営業の仕事にはとても大事なこと。

打率を上げる為には、見極める目も大事だ。無駄なプレーを排除して効率よく成果を得る。

その為には普段の心構えや準備・努力も必要と言うこと。それなくして良い結果は得られない。

そして”周辺視野”というのは、ものごとを大局的に見る俯瞰して見ると言うことにも繋がるのかなと。

大谷さんの様な若くてもさすが超一流の選手は、年配者にも良いお手本になるんだと言うことを

改めてしみじみ有難いことだと、日本のお宝の様な人に思いますことよ。


営業は”センス”よっ!

2024-11-10 12:10:42 | 仕事

又2週間ぶり。

本当はもっと書きたいのに、都度書きたいこと山ほどあるのに。全く時間が無い。

当然、書きたくても書けないことは記憶の彼方に飛んで行って過去のこととなり、

ちゃんと覚えても居ない状況になる。その時の熱でないと、思いのたけは吐露出来ない訳で。

 

何故だか今年は関東方面の仕事が多い。勿論それらは実を結んでいるからいいのだけれど、

出張ばっかりで身体がくたくただ。移動がとにかく長い。それがしんどい。

ふと気が付き、初詣で引いたおみくじを見た(1年間、キッチンの壁に貼っている)。

何と!吉報は”東北の方”と書いてあるでは無いか。栃木・群馬・埼玉・千葉・茨城。

そして福島も何度か行った。ものごとは自分の都合良いように解釈したい私は、それらは

我が家から見ればすべて東北の方。”おみくじも結構当たっているのかもね”と思った次第。

現金な奴だ💧

 

打合せ・現場確認・FAT、そして接待。盛沢山だった。

栃木では現地搬入の前々日にお客様オーナー社長から電話あり『いつから来るの?』と。

私『搬入の前日移動して泊まります』 『ではその前日に食事しようか』

私『メカ・電気の担当らも一緒です』『いいよいいよ一緒で』

で、結局現地工事が始まる前にお客様社長さんから接待を受けて食事をご馳走になった。

食事の時に社内の仲間に社長が仰る。『親から社長を引き継いだ時は、結構会社が苦しかった。

どこも相手にしてくれなかった。そんな時〇〇さんは関東まで来て話を聞いてくれた』と。

もう5年ほど前の、私がまだ今の会社ではぺーぺーの新人だった頃の話だ。

その時は単体機を1台購入いただいた。

今回、業績も改善され新工場建設されるにあたり、全自動機と半自動機の2機種購入いただいたのだ。

『業績が良くなって新工場建てるとなった途端、今まで相手にもしなかった会社が手の平返しみたいに

すり寄って来た』と仰る。私のいつどんな時も変わらないスタンスが良いらしい。

面識があるからと、途中で商社の社長が割り込んで来た時も『〇〇さんから買うんだよ!』と言われてた。

その商社さんはうちの会社では、仕事をよく下さる大事なお客様。私の一存で今回の2台のうち

1台だけその商社さん経由にしてあげた。勿論ENDユーザー様への金額は変わらないので、うちの

取り分が減る勘定だ。しかしそこは恩を売っておこう。損にはならない。うちの社長の了解も貰った。

私の好きにしたら良い。コミッションも任せると。

お陰でその商社さんは、別途ランニングで流れる製品も契約出来た。

商社の社長は最終、そこが狙いだったのだろう。

お客様社長は、その商社の営業マンに『〇〇さんのお陰だよ。社長に言っておいてね』と仰る。

はいはい、その商社の社長は私には誠意を尽くして丁寧に対応して下さってますよ。

食事時に『〇〇さんのはっきりしているところが良い。速いしね。私ファンなんでね』と。

有難い話だ。

又自慢みたいになってしまったが、私は仕事は結構ビジネスライクだし、押したり引いたりの

駆け引きは得意じゃない。いつも直球勝負と言われる。ダメなことはダメ・出来ないことは

出来ないとはっきり言う。言うことを聞いてばっかりでは納期は遅れる・お金は余分に掛かる。

『納期ずらしていただけますか?追加の費用お願い出来ますか?』ちゃんと言うよ。

他の営業はそこ、なかなか言えないらしい。お客様の言いなり・やられっ放し。

なので社内では評判悪い。無理なことを社内の皆に押し付けていることになるのだから当然だ。

良い機械をお納めしてお客様の生産性が上がり儲かって喜んで下さる様に。

我が社も儲けてboth happy が私の信条。誰も泣く人が居ない様にが理想。

お客様にもキツイと言われるけれど、だからと言って私はNG・担当代えて!と言われたことは無い。

ちゃんと心情的なこともカバーはしているつもり。

それは年の功?だけじゃないんだよね。どんな仕事もそうだと思うけれど、いわゆる”センス”と言う

ものが必要。特に営業は、その”センス”というのがとっても重要だと私は思う。

私はたまたま機械メーカーの営業が向いていたのだ。天職とも思える仕事に巡り合えた幸せ。

そしておまけに天も私の味方。とてもラッキーな仕事人生。運が良かったのだと思う。

 

直近の1週間は3泊4日で四国の事業所で、丸2日間、大きな案件の中間立会があった。

接待が2日続きで、2日目は社内の関係者らも混じって皆でワイワイ居酒屋。

皆現地工事が始まれば行く人たち。私がセットしたのじゃないけれど、お客様もイヤではなさそうだった。

楽しそうで良かった。しかし私は超疲れた。さすがに2軒目のカラオケ?パスして先にホテルに戻った。

接待続きよねぇ。

日中は出っ放しなので資料作りは夜しか出来ない。食事の付き合い迄あると、その時間が取れない。

いつするねん!てことだ。

しかし、どんなにしんどくても、上手く行った時の達成感・喜びは何物にも代えがたい。

身体元気で、好きな営業の仕事が出来ると言うことに感謝の日々です。