あの広い富士山の裾野のは自衛隊のものなのだろうか・・・。
ドカーンと実弾撃つと、はるか何km先の二段山だの三段山だのに着弾する訳。
すんごい音で。私はそのお腹に響く耳をつんざくほどの大きい大きい音が心地良くて、好きだなぁ・・あーいい音
なーんて思ったりしたが、幼児を連れていた若いパパママ、子供がギャーギャー泣き叫んでいたわ。あの音、
怖いんだろうね。びっくりなんだろうな。しかしパパママは見たいらしい。おとーさんの方が子供を横抱きにして、
おかーさんが子供の耳を塞いでた。
何がびっくりしたって、あの戦車の速さよ。すんごい速度で走る。写真撮ろうと思うのだけれど、モタモタしているうちに
アッと通り過ぎていく。そしてそのすんごい速さで走っている戦車から撃つわけよ。そしてそれがん命中する訳。
凄い技術だと思う。
戦車いっぱい見た。キャタピラ履いているものからタイヤのものまで、どれもすごい。
そして、ヘリコプターね。空軍でなく陸軍だけれど、それは陸軍の航空科部隊と言うらしい。
オスプレイみたいな形のヘリも居たな。それのどれも、すごい速さとテクニックで目の前に現れさっと行ってしまう。
そして又撃つ。それが上手い。
落下傘で何人かが下りて来る時も、その間隔のきれいなこと。さすが日本だわ。
孫に『ああいうテクは日本人ならではない?規則正しくて美しいわ』と同意を促す。
2人で、装備最新じゃね?アメリカから内緒で買ってるのかな?訓練の凄さハンパなくない?ハードとソフト共に、
日本の軍隊は、いや自衛隊は世界で1・2を争うほど優秀と言うではないか。おおっぴらに言わないだけで。
言うと野党がうるさいから。
どこぞの、数だけ揃えてお古ばっかりポンコツ真似ばっかり使い物にならない、な~んて国のとは訳が違う。
えらそーに言ったって本気で勝負したら瞬殺だよ、勝負しないけれどと、そんな話をひそひそと。
まあ あの場所で、そんな話をして聞かれて怒る人はいないだろうが。
ホテルで魔法瓶に入れてもらった氷が役に立った。飲むつもりだったのだが、薄手のタオルに氷の解けた水を垂らし
首の後ろに回して冷やすのに使った。ちょろちょしか溶けないからちょうどいい。
飲むのは凍らせたお茶。少しずつ溶けていい感じ。
12:30に終わるのだけれど、その後音楽演奏があり(嵐メドレーなんかもある)装備品の展示がある。
孫は装備品を目の前で見たかったみたいだが、帰りの混み具合が分からないので、そこは諦めて帰ることに。
しかしそこからが地獄だった。
御殿場行きの列に並んだのだが、自分たちの並んでいる列が遅々として進まない。隣のレーンはスイスイ行く。
分岐点で聞いてみた。隣はタクシーの列だと。ならば早い方に行こうと、そこで方向転換したのが間違いだった。
タクシー乗り場は、道だけよ空いていたのは。順番の列に到着すると、行って帰って行って帰ってと何重にも
並んでいる。ぞっとした。タクシーはそれほどの台数がある訳じゃない。しかし乗るのは1人か2人。
この調子じゃ何時間待たなければならないのか・・・。今日中に帰れるのか?
多分バスの方が捌けるのが早い。そう思って戻ることにした。結局山道を2往復よ。もう死にそう・・・。
元に戻れば戻ったで、バス待ちの列は更に長くなっていて。最後尾はどこ?ちょっと泣きそう。
孫は翌日から学校が始まる。部活も。早く帰らせてやらなければしんどいだろうと焦る。
ごめんねぇ、おばあちゃんの判断ミスやわと謝るのだが、孫は最初のバスの列で我慢しとけば良かったんかも知れんが
済んだこと言うてもしゃーないよと、愚痴ひとつ言わずに私に従ってくれる。ぐずぐずは言わないし、文句も不平不満も。
良く出来たお子だ。
てか、私が”いらち”なのがいけない。それで判断を誤る。気を付けよう。と言いつつ学習能力が無いわ。
割と早く列が進み、バスに乗れたら孫は寝てしまった。疲れてるんだろうな。
指定に乗れずに、1時間くらい遅れの自由席に駅弁2種類も買って乗り込みました。新幹線では寝ようと思っても眠れないと。
もしかしたら興奮しているのかも。
新大阪にお父さんが迎えに来ていて、孫を車に載せて私は反対方向なので自身はタクシーで帰りましたとさ。
疲れたけれど良かったわ~。訓練鍛錬のたまものの自衛隊の優秀さを見せてもらって、お勤めご苦労様っ!!と敬礼したい気分。
お国の為に彼らは働き訓練しているのだよ。それが何で違憲なのか私にはさっぱり分からない。
災害の為だけではない。本当に国を守る・衛る 為に彼らは日々苦しい訓練に耐え、そして側に居てくれるのだから。