仕事、お盆前2週間ほどは本当に過酷だったけど、お盆の間にぼちぼち処理していたことと、
明けの1週間の頑張りで、何とか通常の忙しさ位には戻れたかも。
6月末の展示会で口頭での注文が数件あり、それを報告してすぐイタリア行ったものだから、
旅行中の1週間で社長が気を利かして?かなんか知らんけど、工事番号を取ったのだ。
私は正式な注文書を受け取らない限り番号取らない。フライングなんかしない。
契約が確定すれば承認用の仕様書や図面をお客様に提出し承認返却していただき、社内には
それらと共に実行予算書や工程表配布してと、契約が決まればやることはいっぱいある。
だが今回、オーダー取られているのにそう言う類の資料が全く配布されていないことで、
社内の何人かから確認があった。『〇〇さんにしては珍しいですね』と言われ、その度に
『知らない間に番号取られていた。まだ何も出せていません』と説明。この1カ月ほどは、
新規引合案件の対応の他にそれらの一連の作業を後追いでやって、追い付くのに必死だった訳。
やっと何とか目途が立ったかな・・・レベルに達して、ココロがやっと落ち着いた。
要らんことしてくれて・・・社長。ぐちゃぐちゃだった順序を元に戻すの大変でしたわ。
お陰でしんどかったわ。
で、金曜の夜は会社帰りに、イタリアへ一緒に行った友だちのMiと食事に行った。
仕事から解放されたいというのもあったし、実はMiには話もあったのだ。
前日の急な誘いだったにも拘わらず、当日の医者の予約と翌日の孫ちゃんの発表会もある
忙しさの中、会うことを快諾してくれた。彼女の家と私の会社は比較的近いのだ。
Miとは中学からの付き合いだ。彼女は本物のお嬢様で深窓の令嬢と呼ぶにふさわしい人だった。
艶々した豊かな黒髪をキレイに顎で切りそろえ、賢くて上品で。そんなイメージだった。
そして明るく活発で、人の世話を焼き、誰にでも親切で優しい。実家も凄い豪邸だったわ。
書けば友だち自慢みたいな話はいっぱいあるが今はやめておく。
彼女はお見合いで、大阪弁で言うところの、オレ様的な”ぼんぼん”と結婚した。
Miはこの数カ月で8kgも体重が減ったという。イタリア行った時もその話はしたが、なんで!?と
聞くと、ただ単に食が細くなったからだと。もう以前ほどは食べられない。今までが食べ過ぎてたんだよ、
普通に戻っただけよと言う。しかし彼女の実家の家族全員に糖尿のケがあり、今年の初めには2つ上の
お兄さんが亡くなった。私らも以前一緒に旅行にまで行ったよく知っているカッコいいお兄さんで
私も同じ歳の兄が居るだけにとてもショックだったわ。そして彼女も今、糖尿の薬を飲んでいる。
糖尿のことは、本当に心配はない。お医者様にちゃんと診てもらってるし、数値的にも大丈夫だという。
しかし本当にそんな急激に痩せるものなのか・・・と私の心配はぬぐえていない。
それ以外にも気になることがあった。そしてずっと気に入らない(彼女に対してでは無い)ことも。
結婚して彼女は変わった。あれだけお嬢様然としていた彼女が今は、普通のおばさんの様に
なっているのが私は気に入らない。彼女のお母さんはスーパーカッコ良かった。
お母さんみたいに、いい意味での高ビーな奥様であって欲しかった。
彼女がそうなったのには色んな事情がある。ご主人の親と同居。彼女はお嫁さんであって
お手伝いさんでは無い。賢い人なのに家に閉じ込められていた。婚家もお金持ちなのに
結婚生活自体は結構過酷というか厳しいというか。つまりは長年に亘る心の問題なんだろう。
勿論、本人が良しとしているなら他人がとやかく言う問題では無いのだが。
このところ『Repeat after me』的な話し方をするので(3人以上居る時に限るのだが、私の言った
セリフを『そうそう・・』の後にくっ付けて、全く同じ言葉を繰り返す)大丈夫か?と感じたり。
それも『ボケてないよ』と、訳は聞いた。私の言うことに激しく同意してるからそうなると。
色んな話をする中で彼女はこう言う。『これが私の人生』と。今の夫じゃなくても多分、同じ様な人を
選んでた。誰を選んでもたいして変わらなかった。そう言う星周りなんだ。大したこと出来る訳でも
無いしと。
いや・・・縛り付けられて来たよね。
でもそういう生活がイヤだった訳でも無いのよと。
そうよね。友だちだからと言って何もかも全てをさらけ出している訳ではないだろうし、心の中までは
解らない。本心も本音も100%知っている訳ではない。夫婦・親子・家族・友だち等々・・夫々色んな形が
あるしね。要らんことに口挟んだらアカンね。子どもたち孫たちとも仲良くいい関係で円満だ。
世の中的には十分幸せだしね。見えている部分だけで勝手に心配しているだけよ。
ご主人が金曜日、『〇〇と会うならオレも行く!』と言ったそうだ。ふんっ!!邪魔よ。
よく喋る男が横に居たら口出す暇もない。私たち会話出来ない。第一、アンタの悪口言うんだから。
顔見たら私、又何言うか分からないよ。きっと毒吐くよ。私の友だちをもっと大事にしてよ!ってね。
私たちは6年も8年も同じ時代を過ごして来た。キラキラした少女時代を知っている。
どの友も数十年間、大なり小なり苦労も良い思いもして来ただろう。そして今がある。
この歳になったから思うのかも知れないが、友には皆末永く美しく幸せでいてもらいたいのよ。
皆でカッコよく歳取ろうね!
イタリア行った時の写真。Miと撮ったものとMeと撮ったもの。1枚ずつ小さく載せよっ!