Rosa onoei var. onoei ヤブイバラ、別名ニオイイバラ,イヌニオイイバラ,ヤクシマイバラ。日本原産、本州関東西部以西,四国,九州に生育し,藪や林縁などに生える。
ヤブイバラの変種としてアズマイバラ(Rosa onoei var. oligantha (Franch. & Sav.) H.Ohba)、モリイバラ(Rosa onoei var. hakonensis (Franch. & Sav.) H.Ohba)があります。
Rosa onoei Makino
=Rosa onoei var. onoei
http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003699.php
Rosa onoei Makinoの特徴
花 枝先に数個ずつ集まってつき、白色で径約1.5㎝少数付く、芳香がある、花序軸、花柄、萼に伏毛がある、花弁は5個。花序の軸や花柄には腺毛と伏毛がある。雄しべは多数
花序 小さく細長く花序、小花柄、がくに伏毛があり
花柄 長さ5~10 mm
花期 5~6月
葉 互生し、長さ3~5㎝の奇数羽状複葉、5~7小葉かならなり,薄く,裏面の主脈上と羽軸に伏毛があり,表面は黄緑色
頂小葉 側小葉より大きく,卵状披針形ないし披針形で,長さ1.5~4 cm,先は次第に尖り,基部は鈍形または円形、葉縁には鋭い鋸歯がある
小葉 2~3対。頂小葉は側小葉より大きい、薄く、表面は黄緑色でやや光沢があり無毛。裏面は主脈と葉軸に伏毛がある
樹形 高さ2m程度の落葉低木、幹は他のものに寄りかかって上に伸びるが、寄りかかるもののない場合は横に広がり、藪状になる、蛇紋岩帯にはえる落葉低木
托葉 葉柄と合着し、縁には腺毛がある。
ローズヒップ ほぼ球形で長さ4~6mm、10~11月に赤く熟す
★ 類似種:<モリイバラ>は、葉や花序、萼の外面が無毛で、花はふつう1個ずつつく。
RDBカテゴリ名 |
統一カテゴリ |
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兵庫県 |
離弁花類 |
ヤブイバラ |
Bランク |
絶滅危惧Ⅱ類
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