Rosa bracteata J.C.Wendl. カカヤンバラ、別名八重ヤマイバラ
日本の八重山諸島から台湾、中国の東中部から中南部に分布、また現在ではアメリカ南部にも帰化、命名はフィリピンにあるルソン島北部のカガヤン川(Cagayan River)付近に漂着した八丈島の漁民が、この種子を持ち帰ったことに因みます。
Rosa bracteata J.C.Wendl.
=Ernestella bracteata (H.L.Wendl.) Germ.
=Ernestella bracteata (Wendl.) Germain de Saint Pierre.
=Rosa bracteata var. bracteata
=Rosa bracteata var. scabricaulis Lindl.
=Rosa bracteata var. taiwanensis S.S.Ying
=Rosa sinica var. braamiana Regel
Immediate children
Rosa bracteata subsp. bracteata
Rosa bracteata subsp. scabricaulis Wendl.
Rosa bracteata var. scabricaulis Lindl. ex Koidz.
https://ameblo.jp/meruchan-no-mama3962/entry-12368626634.html
Rosa bracteata J.C.Wendlの特徴、https://www.botanic.jp/plants-ka/kakaya.htm から
樹形 常緑低木、茎は立つか匍匐し、枝には密に縮毛がある、海岸から丘陵に生え、直立または匍匐して長さは数メートルほどになる
花 枝先に1個つき、花弁は5枚、白色で径5~9cm
萼片 全縁、裂片は花時に反り返る、花床筒には綿毛が多く、宿存する
ローズヒップ 球形径3~5cm、橙赤色、薄茶色の綿毛が密にある
花期 4~6月
花 枝先に直径5~8センチの白い花を咲かせる
花弁 先端は浅く2裂する
葉 互生し奇数羽状複葉、小葉は7~9枚、長さ1.5-5cmの楕円形~倒卵形で小葉が3~5対付く
表面はやや光沢があり、縁には波状の低い鋸歯があり、裏面には時に主脈に毛がある
托葉 僅かに葉柄に沿着し、羽状に切れ込む、葉柄基部には1対の下向きの刺がある