平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇小説     新青年       第7回 松蔭

2008年04月26日 | Weblog
  (三人は、松蔭の人物を学びあった)
 松蔭は門下生は弟子でなく友人とした。
 21回猛士とし、その実践をした。
 松下村塾は身分差別のない教育を実践した。
 内山 処刑の罪は讒訴されたんだ。うその罪をかぶせられた。
 吉川 うぬ、許せない。悪い奴がいたんだな。うぬ。
 真 偉い人は迫害があるんだ。釈迦、キリスト、マホメットもそうだった。ヘレンケラー、キュリー夫人もたくさんいるよ。正義には迫害があるんだ。キリスト教の初期も多くの信徒が迫害された。そして、広まった。儒教だってそうだよ。孔子は権力に迫害され生命が危なかった。
 吉川 正義が迫害、ひどいや。酒だ、酒ないのか。
 内山 お前、飲んできたんだろう。目もあかいぞ。
 吉川 なにお、うるさい奴だな。
 真 おい吉川、うるさいよ。勉強してるんだ。
 吉川 わかった。静かにする。しかし、勉強はやめて、飲み会にしょうぜ。
 真 体は大丈夫か、内臓がいぶ弱っているな。過去にいろんなことがあったんだろう。酒でごまかししたいんだろう。
 内山 しかし、松蔭はすごい、恩も大切にしていた。未来を考えていたんだな。
 吉川 真剣に生きることは大切なんだな。
 真 世の中に正義がなかったら暗闇になる。政治汚職がたくさん起きる。
 吉川 不正だらけになる。暴力が頻繁に起きる。偉人はそれで、立ち上がったのか。
 内山 正義がない社会は、弱者はのけもの。鳴く声が響き渡るぞ。チュウ王の時代がそうだった。不正だらけで、庶民が泣いた。
 真 中国の古代だな。今でも有名だ。悪い王が権力で庶民をいじめた。
 吉川 それで立ったのが、太公望だ。悪は負ける。正義は勝のだ。
 真 しかし、正義が弱いと負けるよ。歴史が教えてる。
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