平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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旅するトラ(猫の名前)の話 3

2011年10月09日 | Weblog
 3 旅するトラ
 トラは迎えに来ていた。午前1時30頃である。みんなが寝ている時間である。しかし、トラにとってはこの時刻は定時である。と、いうのも、トラが飼われている家は新聞販売店であるのでこの時間は新聞が来る時間だから起きてるいるのである。
 愚者が店に行くとトラは迎えて二やーであった。

 しかし、タロー物語などで、犬は情があることは知っていた。だが、ネコが、ね。これにはわけがあるなと思った。案の定、しばらくすると、合図を送った。餌がほしい合図である。店のほうでは常にトラ専用の餌を用意している。しかし、違うのも食べたいみたいだ。

 題名の旅するトラは、トラは、私らのまねをして、配達にみんな出るのであるが、トラも出るのである。配達できるわけないが、出て、近所を回るようである。トラは小型だから、遠くに行けば他のボスネコにやられるだろうから、ショバ荒らしでだから遠いところはいけない。

 人間でよかった。人間はどこでもいけるもの。法律があるもの。畜生の世界はこうはいかない。話は飛んだが、そして、旅をするのである。餌探しもあるようである。しかし、餌は常にあるから他のネコと違って恵まれている。街ではかわいい子猫さえ餌さがしで必死である。人間と見たら用心深く逃げ構えるのも少なくない。人間でよかった。

 トラを見てると、普段、体の手入れや寝ていたり、ぼんやりしている。さっぱり悩みがないようだ。人間で良かった。悩みあるから恋もできるし、お金の悩みがあるから、将来の悩みがあるから勉強ができる。そして音楽も楽しめる。
                                 nakamiti