平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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詩    喜びが

2011年10月31日 | Weblog

    喜びが
苦しいときも 前途が闇でも
その向こうには 喜びがある

悲しいときも つらいときにも
その先には 笑顔がある
          遊歩

 短編小説 編集 欲望坊主

2011年10月31日 | Weblog
短編小説        欲望坊主      中道 進
            1 作戦
法主 おい、お金のほうは、布施は集まったか、
高僧 バッチリです。今晩も飲めますな。
法主 よし、例の子を指名しろ。わかってるな。
高僧 はいはい、わかっています。車は用意しております。
法主 ところで、本年の集まり具合はどうだ。大きい建物を建てなければならないから大金が必要だよ。わかってるな。中途半端のお金では、どうにもならんぞ。聞かせろ、どんな作戦だ。
高僧 記念法要を看板にあげ、絞るだけ絞ります。

はて、二人は悪の相談なのか。それにしても、仏のなを語って布施させるとはひどい。
坊主丸儲けである。これでは世の中が荒れてしまう。その昔、人々は僧侶に騙されて、死ねば極楽往生できると無気力のし宗教をさせられた。あげくのはて、家庭、生活が破壊を生んだ。宗教は生活を豊かにするが、一歩間違えると、家庭が破壊、社会が混乱する。
             2 宴会
高僧 おーいー女将はいるか。
番頭 只今、とりあえず、上に上がってください。お酒、お料理も用意しております。
高僧 こっちのほうはどうなの。
番頭 へへへへ。
高僧 何を笑っているんだ、どうなんだ。
番頭 へへへ、万全です。しかし、お金がかかりました。
高僧 金はいくらでも出す。ただし、美人だろうな。
番頭 へへへ、てぬかりはありません。

さて、芸者遊びをするのか、そこの料亭は高いぞ、一晩で10人ぐらいは呼ぶ腹だろう。お金に糸目はつけないか。一人手数料入れて3万円以上はかかるだろう。まいった。そのお金は、お布施から支払うのだろう。何でも、その僧は、都内には、ビルや一等地にマンションを所有している。

まいった。しかし、昔には僧侶の悪態があった。信長が僧侶を憎んだのも無理はない。僧侶が武器を持ち権力を握り慢心になった。本来僧侶は仏の使いだから武器とか権力は縁がないのだが。

参考 1571年、信長は、朝倉、長井の両氏を支援した比叡山を焼き討ちにした。
一揆への制圧 信長、石山本願寺、高屋城近辺へ10万の大軍で出軍。

               3 遊び三昧
法主 普段ご苦労、各責任者は、目標額をしっかり守ってもらいたい、そして、信徒をふやしもしっかりやってもらいたい。今日は、お酒もバッチリ用意してある。遊ぶだけ、遊んでくれたまえ。
高僧 えーー。お酒に芸者さんもバッチリです。飲む前に、確認事項を、本年は記念法要で寺の普及もありまして、各寺の目標額をがんばっていただきます。目標に達しない場合は懲罰もあります。寺の格下げ、役職が平住職など考えられます。
法主 今日は飲み会だ、厳しいことは言わないでいこう。
高僧 さあのみましょう。乾杯しましょう。
番頭 高僧さま、ご指名の芸者さんは遅れてくるそうです。
高僧、たのむよ、法主が怒ったらやり切れんよ。その怒りの声は馬鹿でかくやっていられんよ。
番頭 わかってますよ。ふふふ、大金が動く、こちらにも入る。ふふふ。
               
               4 歴史                               
しかし、まいった。坊主辞めて、庶民になって遊べば何もいわない。それが、僧侶の堕落は問題がある。

その昔、中国では、僧侶が金貸しなど堕落した生活をした。その果て、その国は、敵から攻められ滅びた。聖職者が堕落すれば世の中が暗闇になる。そして、天は怒り、善神はよそへ行ってしまう。そうすると、悪鬼が居座り、暴風、天候不順で穀物は不作となる。そして、他国からの攻めなどが激しくなる。
そして、学者の予想が不可能な自体が生まれる。たとえば、不況、地盤の没落、津波、自然の破壊等である。そのむかし、日本が戦争で負け国は不況となり庶民の生活が暗底となった。これも、源は聖職者の堕落の生活から生んだ。
 わかりやすくいうと、聖職者の高級幹部の僧侶、戦争など起きる可能性があるときは、権力者、政治の責任者に対し戒める進言が大切なのである。その故は、戦争で、女、子供、青年が被害に、泣くのは解かりきっている。故に、仏様のお使いであるから、庶民の生命安全のために当然なのである。しかし、何もしなければそれはそれでよいのだが、一部、指導的の寺は、寺の権力紛争に明け暮れたり、芸者遊び三昧であったりでは話にならない。
現在、一部の宗派が道を外れ堕落となってしまった。故に、善神が去り、悪鬼の居住は怖いものがある。
 その昔、信長が武器など持った比叡山の、僧侶を退治したが当然である。仮に坊主が権力持ったら欲望の渦で大変であった。故に、現在、堕落した坊主は国で処罰をすべきである。一般にこのことは理解ができないかもしれない。故に、解かりやすく言うと、なぜ、堕落聖職者の処罰が必要かというと、国でも、会社でも、学校でも、聖職者が仏の名を語り堕落の行為すれば、道徳が崩れ青少年等がそのまねをし、良い言葉はなすが、裏では悪い行いをし回りが乱れてしまう。道徳を馬鹿にしていることになる。孔子、キリストの存在を認めないことになる。親孝行を馬鹿にしていることになる。故に、善神が怒り暴風、洪水などを呼んでしまうのである。故に、堕落した僧侶は処罰が必要なのである。  終了