人は、最善と最悪の場合を想定して、物事をなかなか見れない。
10年後、今、勤めている会社で自分が取締役になり、毎朝、運転手がピカピカの黒塗りの車でお迎えにきて後部座席に納まっている姿を想像できる人は少ないし、自分がいつかひっそりと家族に看取られて、死ぬことなんて、考えながら日々、生きることなんてできない。
去年の出来事で1番大きな出来事といえば、リーマン・ショックと答える人が人が大半であろうが、その前の石油高騰のほうが影響力が大きかったと思うのだ。
「石油がなくなるとどうなるのか?!」を世界中の人がイメージしてしまったから。
大排気量の大型車は手のひらを返すがごとく売れなくなり、軽自動車やハイブリッドカーに俄然注目が集まるようになってしまった。
すべての均一化が進む中、目を輝かせ、ワクワクするような価値観をみつけられるのだろうか!オバマ新政権発足を前に考えてしまった人は私だけではないだろう。
まずは、面舵イッパイ。向かう方向は少し波が高そうだ。