ブリコルールの日々

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リコピンのちから

2012-10-14 15:52:08 | おいしいレシピ

トマトの鮮烈な赤い色には、カラダにうれしいパワーが、ギュッと凝縮されています。

一時期、話題になりましたトマトに多く含まれますリコピンのお話を。

 

 

 

トマトの赤い色素のリコピンは、抗酸化作用があることは広く知られるようになりました。活性酸素を抑える働きから、疾病に対する予防効果があるのです。

そのほかにも、美白、美肌にたいへん効果があることが、近年、解明されてきたんですね。シミ、ソバカスなどの原因となる紫外線によって生じるメラニンの生成を促進する活性酸素を消去してしまうとともに、日焼けに必要な酵素のチロキナーゼの働きも抑えるのです。

 

老化の原因のひとつ、活性酸素をやっつけて、プラス美白まで。スーパーマンな働き。これは、もっと今以上にトマトを食べないといけませんね。

トマトは、とても油と相性がよく、リコピンが油に溶けやすいのです。リコピンは、おまけに熱にも強いので、イタリア料理などのレシピにもしっかり対応。炒めたり、煮込んだりしても、それほど失われることがないそうです。古代からイタリアの人々は、ガンや生活習慣病の予防効果があることを、知っていたんですね。

 

 

牛乳の脂肪分によりリコピンの吸収が高まり、女性に不足しがちなカルシュウムも同時に補えるレシピの紹介です。

以前、ご紹介したレシピの応用編。

◆1・パスタを、しっかりの塩を入れて、タイマーをアルデンテの一分短めに、セットして茹で始めます。

◆2・フレッシュクリーム 2に対して、バターを1。チーズ(青カビ、白カビなどのクリームチーズが溶けやすい)を1、弱火でとかして、牛乳か、豆乳を加え、お好みの固さまで伸ばします。

◆3・茹で上がりの1分前に、トマトを投入。パスタと同じく引き上げて皮を剥く。短冊に切って、先ほどのソースにパスタを絡め、火を止めて、お皿に盛り付けてからトマトをトッピングして完成。

塩は、茹で汁の塩加減で十分。いりません。パセリや黒胡椒を上からパラパラと。クリーミィなチーズに、フレッシュさを残したトマトの酸味がアクセント。いくらでも、いけちゃいますよ。

 

リコピンで、身体に活力を!