選挙が近い。
今日、不在者投票に行こうと思っていたけれど、どこに1票を投じるのか、まだ決めかねている。民主党には、ある部分失望したし、長らく繰り返してきた先送りの構造を作ってきた自民党には戻りたくない気持ちがある。といって、第三極には不明な点が多すぎる。みなさんも、同じお気持ちだと。ああ、これから日本はどうなるんだとお嘆きの方も多いに違いありません。
でも、日本はすばらしい国です。まちがいないです。食べ物が美味しくて、これだけ世界各国の料理が揃っている国は他にありません。国民が謙虚で勤勉、治安がよくてテロもなく、平和で、9条により武力行使を抑制できているし、美しい四季があります。(先進国といわれる国の首都は、ほとんどに四季がありますけど)
日本の目指す国の形があるとすれば、アメリカやイギリスではなく、アジアのイタリアです。ほとんど、イタリアに近くなってきていますが・・。
経済:世界で10位から20位。もともと、観光資源以外、イタリアも資源のない小さな国ですから。日本は、世界で2位の時代があったというだけで、すごい。
政治:ぐちゃぐちゃで、むちゃくちゃ。汚職は、嫌ですが、「こんな人が首相?!」みたいな。G9でも、存在感薄い。
歴史:現代より過去に栄光あり。われわれも、京都や奈良、戦後の復興をもっと誇りに思いましょう。
首都:世界が憧れる大都市。ローマも東京も。
田舎:交通は不便ですが、すばらしく美しい。ロコ独自の文化、グルメも充実。
教育:ゆとりのかたまり。この国の教育レベルが高いという人は、ほとんど皆無。これは少し異なるか・・。
英語:全然通じない。みなさん、下手。同じだ。
企業:ごく一部は世界で通用するが、大半の企業は、自国市場でのみ通用。
失業率:常にそこそこ高い。
格差:大きい。都会と田舎でも、開きあり。
出生率:低い。少子化が止められない。
食事:世界トップレベル。
ファッション:食事と同じく、ブランドも確立。これは、少し及ばないかな。
国家ブランド:強い。「イタリア製」「日本製」という言葉には、強い付加価値があります。ユニクロやSONY、TOYOTAをもっと誇りましょう。
文化:アメリカのエンターテイメントの真似でない、独自のカルチャーが花開いている。イタリアと日本は、あのフランスからでさえも文化面で、一目おかれる存在です。
じつは、これらは、ほとんど先日ご紹介しましたChikirinさんのご本からの引用なんですが・・。
目指すべきは、グローバル国家でなく、超ドメステック志向の国だと私も、確信します。読んでいただいて解られるように、ほとんどイタリアに日本は近づきつつあるのです。
違うのは、気の持ちようだけ。イタリアの国民は、「うちが一番、これでいい」と思っています。日本は、「これでは、ダメだ。いかん」と思っている人が多すぎるのですね。「日本はすばらしい」「日本が一番ステキ!」と、みんなで思うことです。
そういう政策の政党に入れたいんだけれど・・・見当たりませんねぇ。
◆上の写真は、今年の社員旅行で、スタッフの撮った写真からです。みんな、すっかりイタリアファンみたいですよ。
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