最近のインテリアショップは、すごい。
アクタスや大塚家具などは、ビルごととか、広大な面積のショールームに、すべてのスタイルにマッチできる品揃え。おそろしい数の家具や雑貨を取り揃えています。現代人は贅沢です。趣味嗜好も多種多様。
でも、スタイルとして成り立ち、長く愛用できるものはそう多くはありません。そしてコーディネイト、組み合わせが難しい。
ドレスに長靴は合わないし、着物にパンプスでは、アンバランスでしょう。同じく、イロリがある畳の部屋に、ソファは合わないし、暖炉のある洋室に、コタツはいただけません。
スタイルが、さらに問題。
色気のある猫足のテーブルには、ロココ調の椅子が合いますし、畳の部屋には、座布団がしっくりくる。それなりの知識とセンスが要求される、ほんとうに贅沢な時代になりました。
前置きが長くなりました。ごめんなさい。
まずは、大阪・谷町4丁目の「ロゴバ」さんへ。
http://www.rogoba.co.jp/furniture/osaka.html
先日、東京・麹町の「ロゴバ」さんのお話は、「白と黒の北欧」で書かせていただいたとおり。オシャレなキリムと北欧家具が、ディスプレイされていました。数は、それほど多くないですがセレクトのセンスはさすが。フィン・ユールの「ペリカン」が素敵でした。撮影禁止でしたので、写真はHPから。
次に心斎橋の「カッシーナ」へ。
http://www.cassina-ixc.com/ja/shop_information/cassina_osaka/
しばらく来ていなかったので、結構、新鮮。世界から集められた巨匠のデザインされし、本物の家具が一堂に会しています。バウハウスの名作、ゴルビジェのソファから始まり、ヤコブセンやウェッグナーの名作家具が、静かに佇んでいる店内。
触手をそそられるものが多数。でも、とても手が出ません。ゼロがひとつ、ふたつ多い。
デザイン、素材や質感と手間暇、それらを考えると仕方ないのかな。気にせず、ぽんぽんと買っちゃう人がおられるから、心斎橋のこの地に10年以上、存在するわけで。
今どきの流行や、ディスプレイの方法は勉強になります。良いものを見ることでしか、審美眼は培われませんし。
そのあと、堺筋本通りと御堂筋がクロスするあたりにある「アドバン」さんへ。床材や、水まわりなどなど、施工に関する資材のメーカー・ショールームです。
ですが、長くなるので今日はここまで。
とはいえ、一番大切なものは、「技術」「センス」「魅力ある人間力」に尽きます。せっかくの名作家具も、組み合わせや使い方を誤ると台無しに。
日々、精進して技やセンスを磨き、勉強し続けるしかありません。
7月末までには、なんとか芦屋のお店のオープンにこぎつけたい。
お楽しみに。
その節は、何卒よろしくお願いいたします。
■□■芦屋、宝塚、三田の美容院 ANTENNE (アンテーヌ)□■□
オ・ブリコルール 芦屋 0797 35 1121
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