【アントニオ】鹿島×札幌

速報版に付け足します。

後半、札幌はシステムを変えて来ていたようですね。
Jリーグの公式サイトのミシャのコメントによると、前線を1トップから2トップ、中盤をダブルボランチから1アンカーに代えたそうです。
広島戦も2トップに手を焼きましたし、これが鹿島対策の一つの解なのかもしれません。

ヴァイラーのサッカーには、とにかくインテンシティが必要です。
交代で入った選手にも、それが求められますが、途中でピッチに立っていきなり勢いを持ってプレーするのは難しいでしょうね。
エンジンがかかるまでの時間でギクシャクしている間に、他の選手も疲れてしまうという感じなのかもしれません。

そもそも、Jリーグは、海外のリーグと比較して、どのクラブも運動量のあるサッカーをしています。
ヴァイラーは、その中で、より強度が高い、より速いサッカーを目指していますから、他のリーグよりも疲労してしまいます。
その上、高温多湿の気候ですから、なおさらでしょうね。

今のところは、動けている間にリードして、何とか逃げ切ることを考えるしかないかもしれません。
もちろん、交代で入った選手が、先発した選手たちと同じリズムでプレー出来れば良いのでしょうが、それは難しいでしょう。
そもそも、先発した選手たちだって、運動量が落ちてしまっていることは間違いありません。
ヴァイラー自身も、現実的な落としどころを探しているところだと思います。

水曜のガンバ戦は、違うメンバーが先発するはずです。
スタートから起用されれば、レギュラーの選手たちと同じサッカーが出来るのか、確認するチャンスかもしれません。
消化試合を、うまく使って欲しいです。


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