だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

来ないメール

2012年09月28日 07時18分30秒 | 小説が好き
毎朝メールのチェックをする。 どうか着てますように。願いながら。 でもここ最近まったくこない。 こなくても困らないけど、やっぱり寂しい。 どうか明日こそはきますように。 大好きな作家の新刊情報が届きますように。 . . . 本文を読む

総まとめ’11 パート3

2012年01月08日 21時26分28秒 | 小説が好き
 今年はなんといっても『汀こるもの』先生。  この作家に出会えたことが大きい。  とにかく面白い。ミステリーなんだけど、それだけではない。文学的とか哲学的とかそういんじゃなくて、ちゃんとしてるのにふざけてる。ふざけてるのに真面目。そんな感じ。  それと『クリスマスに少女は還る』も凄かった。読書体験としてはこっちが上か。  物語を読み進めていくことの興奮が圧倒的だった。  菊地秀行先生の『 . . . 本文を読む

パラダイス・クローズド

2011年05月27日 00時38分43秒 | 小説が好き
 今年の『本屋大賞』を取った作品のコメントに、 『今までミステリーを読んできて、こんな性格の悪いキャラは初めて見た』  的なものがあった。  この店員さんはもっとミステリーを読んだ方がいいと思う。  はっきり云って、正確の悪さなら、『パラダイス・クローズド』に出てくる、双子の主人公の方が上だ。  ていうかこの双子、凶悪。  本格ミステリーで、こんな酷いことするキャラ初めて見たよ。これは . . . 本文を読む

バーチャルネットアイドルタナトスきゅん

2011年05月13日 01時40分21秒 | 小説が好き
 汀こもる先生の『パラダイス・クローズド』を読んでいる最中。  まだまだ最初の方なのに、すでにはまってしまっている。 『双子の兄弟  片方は探偵  もう片方は死神』  という、帯びの文句に惹かれて買ったわけだが、この双子の魅力がヤバイ。正確には、死神の方がヤバイ。  周りに死がありすぎて、国が動くというの凄いし、その美貌から、ネット上のアイドルになっているというのも凄いが、そのキャラク . . . 本文を読む

読書中

2011年01月05日 01時55分17秒 | 小説が好き
 いま、とある海外ミステリーを読んでいる最中なのだけど、  これが最高に面白い。  いまのところ、登場人物の全てが、天才か変わり者で、読んでいてゾクゾクする。  後書きや、作品紹介からするに、ラストを読み終えた読後感も凄いらしいから、読み終わるのも楽しみでしょうがない。  この本についての、詳しくは後日。  いまから、その日が待ち遠しい。 . . . 本文を読む

総まとめ’10 パート3

2010年12月23日 00時55分58秒 | 小説が好き
 今年も色んな本を読んだ。  意外と、というか、当たり前というか、大好きな菊地秀行先生の本をよく読んだ。一時期と比べて確かに筆は遅くなっているけれど、それでもまだ執筆量は多いな、と改めて感心する。  あと、話題の米澤穂積先生の本も読み始めた。最高、と言うほどではないけれど、確かに面白く、でも、そろえていくかどうかは微妙だな。  揃えるといえば、いま凄く有栖川有栖先生の本と、マイケル・コナリー . . . 本文を読む

続いてる

2010年11月07日 01時07分07秒 | 小説が好き
 幸いな事に、  嬉しいことに、  喜ばしいことに、  感動的なことに、  夏見正隆先生の『ぼくはイーグル』が続いている。  今では『スクランブル』とタイトルを変え、徳間文庫から出ているのだけど、これの最新刊を今日見つけた。  ああ、なんと素晴らしいことだろう!!  好きで良かった。  応援し続けて良かった。  もう、ダメかと思った。  もう、続かないのかと思った。  まだ、 . . . 本文を読む

完結

2010年11月03日 01時15分38秒 | 小説が好き
 夢枕獏先生の『魔獣狩り』が完結した。  日本を代表する伝奇小説が、長い長いときをかけて完結した。  あまり話題になっていないようだけど、個人的には、もっと大々的に宣伝してもおかしくないくらいの出来事だと思う。  それにしても、この物語、新書版が出てて、文庫本も出てて、完全版も出てて、一体どの形態で読めばいいのだろうか?  あと、続編が出そうな気配を感じるのは僕だけだろうか?  あとあと . . . 本文を読む

恋獄の章

2010年09月03日 23時15分57秒 | 小説が好き
 久し振りの『魔界都市ブルース』だ。幸いな事に、今回も挿絵は末弥純先生である。  挿絵が誰かによって、この物語の面白さは激変してしまうから、ここは大事なところだ。  もちろん、それは挿絵によって、本編が変わるということではない。挿絵に左右されない実力を、菊地先生は当然持っている。それでも、末弥先生の『せつら』かどうかによって、面白さが変わる。正確には美しさが変わる。そのくらい、末弥先生の『せつ . . . 本文を読む