毎朝メールのチェックをする。
どうか着てますように。願いながら。
でもここ最近まったくこない。
こなくても困らないけど、やっぱり寂しい。
どうか明日こそはきますように。
大好きな作家の新刊情報が届きますように。 . . . 本文を読む
今年はなんといっても『汀こるもの』先生。
この作家に出会えたことが大きい。
とにかく面白い。ミステリーなんだけど、それだけではない。文学的とか哲学的とかそういんじゃなくて、ちゃんとしてるのにふざけてる。ふざけてるのに真面目。そんな感じ。
それと『クリスマスに少女は還る』も凄かった。読書体験としてはこっちが上か。
物語を読み進めていくことの興奮が圧倒的だった。
菊地秀行先生の『 . . . 本文を読む
今年の『本屋大賞』を取った作品のコメントに、
『今までミステリーを読んできて、こんな性格の悪いキャラは初めて見た』
的なものがあった。
この店員さんはもっとミステリーを読んだ方がいいと思う。
はっきり云って、正確の悪さなら、『パラダイス・クローズド』に出てくる、双子の主人公の方が上だ。
ていうかこの双子、凶悪。
本格ミステリーで、こんな酷いことするキャラ初めて見たよ。これは . . . 本文を読む
汀こもる先生の『パラダイス・クローズド』を読んでいる最中。
まだまだ最初の方なのに、すでにはまってしまっている。
『双子の兄弟
片方は探偵
もう片方は死神』
という、帯びの文句に惹かれて買ったわけだが、この双子の魅力がヤバイ。正確には、死神の方がヤバイ。
周りに死がありすぎて、国が動くというの凄いし、その美貌から、ネット上のアイドルになっているというのも凄いが、そのキャラク . . . 本文を読む
いま、とある海外ミステリーを読んでいる最中なのだけど、
これが最高に面白い。
いまのところ、登場人物の全てが、天才か変わり者で、読んでいてゾクゾクする。
後書きや、作品紹介からするに、ラストを読み終えた読後感も凄いらしいから、読み終わるのも楽しみでしょうがない。
この本についての、詳しくは後日。
いまから、その日が待ち遠しい。 . . . 本文を読む
今年も色んな本を読んだ。
意外と、というか、当たり前というか、大好きな菊地秀行先生の本をよく読んだ。一時期と比べて確かに筆は遅くなっているけれど、それでもまだ執筆量は多いな、と改めて感心する。
あと、話題の米澤穂積先生の本も読み始めた。最高、と言うほどではないけれど、確かに面白く、でも、そろえていくかどうかは微妙だな。
揃えるといえば、いま凄く有栖川有栖先生の本と、マイケル・コナリー . . . 本文を読む
幸いな事に、
嬉しいことに、
喜ばしいことに、
感動的なことに、
夏見正隆先生の『ぼくはイーグル』が続いている。
今では『スクランブル』とタイトルを変え、徳間文庫から出ているのだけど、これの最新刊を今日見つけた。
ああ、なんと素晴らしいことだろう!!
好きで良かった。
応援し続けて良かった。
もう、ダメかと思った。
もう、続かないのかと思った。
まだ、 . . . 本文を読む
夢枕獏先生の『魔獣狩り』が完結した。
日本を代表する伝奇小説が、長い長いときをかけて完結した。
あまり話題になっていないようだけど、個人的には、もっと大々的に宣伝してもおかしくないくらいの出来事だと思う。
それにしても、この物語、新書版が出てて、文庫本も出てて、完全版も出てて、一体どの形態で読めばいいのだろうか?
あと、続編が出そうな気配を感じるのは僕だけだろうか?
あとあと . . . 本文を読む
久し振りの『魔界都市ブルース』だ。幸いな事に、今回も挿絵は末弥純先生である。
挿絵が誰かによって、この物語の面白さは激変してしまうから、ここは大事なところだ。
もちろん、それは挿絵によって、本編が変わるということではない。挿絵に左右されない実力を、菊地先生は当然持っている。それでも、末弥先生の『せつら』かどうかによって、面白さが変わる。正確には美しさが変わる。そのくらい、末弥先生の『せつ . . . 本文を読む