オマージュ

　前にも書いたけど、僕にとっての『スラムダンク』のベストエピソードは、湘北３年の木暮が陵南戦で３Pシュートを決めるシーン。

　現在僕が愛読している『あひるの空』の作者日向武史先生も『スラムダンク』が好きで、作中でもキャラのひとりが『スラムダンク』が好きでバスケを始める、なんてエピソードも書いているくらい。

　連載中のエピソード『DEEP　IMPACT』もそう。あれは長い長い時間をかけて描かれた『スラムダンク』へのオマージュ。決してパクリなんかではなく、自身の作品としての演出、構成、テーマ、オリジナリティをしっかりと入れつつ、それでも『スラムダンク』が大好きです、という強い強い想いを込めたエピソード。

　その想いはきっと読む人の胸を打ったはず。

　当然僕の心も痺れました。

　やはり、

　『あひるの空』は傑作で、

　日向武史先生は偉大だと感じました。