1月31日、びわ湖ホールの「魔笛」を有料配信で、鑑賞しました。
まず、聞き慣れた鈴木敬介さん訳詞による日本語での上演だったので嬉しかったです。
ちょっと文語調が気になる部分もあり、そこは変えても良かったのでは、とも思いましたが。
「オペラへの招待」という、入門編的上演で、お子さんも多数いらしていたそうなので、訳詞は賛成。
喜劇作品や魔笛のような作品は訳詞で上演して欲しいと常々思っているので。
ドイツ語のほうが飛沫が飛ぶと言うし、そういう意味でも良かったのでは?
中村敬一さんの演出はわかりやすく、入門編として打ってつけでした。
出演者の皆さんは若い方が多く、こうやって若手が実際の舞台で経験を積める劇場があるというのは、本当にいいことだな、と思いました。
皆さん良かったですが、まず、タミーノの山本泰寛さん、見た目のいいテノールは本当にいいですね!
弁者の市川敏雅さん、パパゲーナの熊谷綾乃さんなど印象に残りました。
でも圧巻だったのは、夜の女王の森谷真理さんですね!
6年ぶりの夜の女王とのこと。
私自身、最初に森谷さんを聴いたのは、2015年の二期会公演の夜の女王でした。
が、その時よりグレードアップした感じでした。
夜の女王はコロラトゥーラの割と軽い声の人が演じることが多く、「パミーナの母親に見えない」と思うことも多かったのですが、森谷さんの夜の女王は、迫力がありました。
第一幕のアリアでは母親の苦悩を、第二幕のアリアでは女王の怒りを、まさに体現していて、引き込まれました。
このご時世、観客は声を挙げることが出来ませんが、アリアの後、長くて力強い拍手が続きました。心の「ブラヴォー(ブラーヴァ)」が聞こえるような拍手でした。
サロメの時も思ったけど、なんて言うか、うまいとかテクニックがあるとか以上の、オペラ歌手としての“凄さ”を感じました。
アーカイブ配信もあるので、是非多くの人に観てもらいたいですね。
まず、聞き慣れた鈴木敬介さん訳詞による日本語での上演だったので嬉しかったです。
ちょっと文語調が気になる部分もあり、そこは変えても良かったのでは、とも思いましたが。
「オペラへの招待」という、入門編的上演で、お子さんも多数いらしていたそうなので、訳詞は賛成。
喜劇作品や魔笛のような作品は訳詞で上演して欲しいと常々思っているので。
ドイツ語のほうが飛沫が飛ぶと言うし、そういう意味でも良かったのでは?
中村敬一さんの演出はわかりやすく、入門編として打ってつけでした。
出演者の皆さんは若い方が多く、こうやって若手が実際の舞台で経験を積める劇場があるというのは、本当にいいことだな、と思いました。
皆さん良かったですが、まず、タミーノの山本泰寛さん、見た目のいいテノールは本当にいいですね!
弁者の市川敏雅さん、パパゲーナの熊谷綾乃さんなど印象に残りました。
でも圧巻だったのは、夜の女王の森谷真理さんですね!
6年ぶりの夜の女王とのこと。
私自身、最初に森谷さんを聴いたのは、2015年の二期会公演の夜の女王でした。
が、その時よりグレードアップした感じでした。
夜の女王はコロラトゥーラの割と軽い声の人が演じることが多く、「パミーナの母親に見えない」と思うことも多かったのですが、森谷さんの夜の女王は、迫力がありました。
第一幕のアリアでは母親の苦悩を、第二幕のアリアでは女王の怒りを、まさに体現していて、引き込まれました。
このご時世、観客は声を挙げることが出来ませんが、アリアの後、長くて力強い拍手が続きました。心の「ブラヴォー(ブラーヴァ)」が聞こえるような拍手でした。
サロメの時も思ったけど、なんて言うか、うまいとかテクニックがあるとか以上の、オペラ歌手としての“凄さ”を感じました。
アーカイブ配信もあるので、是非多くの人に観てもらいたいですね。