大阪市の『まちなみ修景補助制度』により、船場のまちなみ修景第3弾として「コニシ株式会社 駐車場ゲート」の修景工事が完成しました。
外壁もきれいになって見違えるようです。
堺筋と道修町の交差点北東角にある旧小西家住宅は、国の重要文化財として登録されている船場地域でも特に貴重な建築物です。
■旧小西家住宅(国重要文化財)
所在地:大阪市中央区道修町一丁目6番10号
建物所有者:コニシ株式会社(代表取締役 大丸智夫)
建築年:1903(明治36)年
構造・規模:木造2階建
設計:不詳
ちなみに船場のまちなみ修景第1弾としては、「生駒ビルヂング」の時計塔&出窓部分と「芝川ビル」の建物正面レリーフが修景されました。
■生駒ビルヂング(旧称 生駒時計店)
所在地:大阪市中央区平野町2-2-12
建物所有者:株式会社 生駒ビルヂング(代表取締役 生駒伸夫)
建築年:1930(昭和5)年、改修2002(平成14)年
構造・規模:鉄筋コンクリート造5階建 地下1階
設計:宗建築事務所、改修:Y’S建築設計室
国登録有形文化財
■芝川ビル 概要
所在地:中央区伏見町3-3-3
建物所有者:百又株式会社(代表取締役 芝川 能一)
建築年:1927(昭和2)年
構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建 地下1階設計:(基本設計・構造設計)澁谷五郎、(意匠設計)本間乙彦
国登録有形文化財
http://shukei.semba-hope.main.jp/
国登録有形文化財に指定されている新井ビルも来年工事予定です。
船場地区には明治末期から昭和の初期にかけての古い建物が数多く残っています。
船場のまちなみが、より魅力的なものへと少しずつ変わっていくことは、大変良いことだと思います。楽しみです。
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