Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

祝儀より不祝儀が増えてきたこの頃

2012-06-23 10:41:33 | 日記
 今朝、娘の髪のカットをするため店に予約の電話をしたら、今日は結婚式が多いので午後からでよければ、と言われた。そういえばジューン・ブライドもあとわずかなんだな。今日は友引、来週は先負なんで今日に集中したのか。
ここ数年、祝儀を渡すより不祝儀を渡す回数の方が断然増えてきた。それくらい、自分も年をとってきたということか。世の中、時間だけが誰にでも平等に与えられているのだなと。使い方の上手い下手はあるのだろうが。
 朝、まだベッドでウトウトしているときにオフクロから「○○さんが亡くなった」と電話があった。
オヤジの弟の嫁さんで、なかなか個性的な方で従弟の嫁さんはかなり苦労したと思われる。そして、オフクロから「25日に葬式だから、父さんの変わりに参列できるか?」との打診だった。オヤジは左半身が不自由になってからというもの、人前には出たがらなくなったので、この打診は予想していた。
しかし、通夜にも行きたくないとはどういうことなのか?そんなにプライドが高かったのか。自分が思うより、他人なんて、左半身が不自由なところなんてそんなにマジマジと見るはずもないのに、半ば呆れてしまった。電話でオフクロとやりとりしていて、「父さん、今、泣いているんだよねぇ。」と云われたことにビックリしてしまった。
昔は、どんなに親しい人が亡くなっても涙なんて見せなかったんだがな。そんなことを思いながら、ふと最近読んだ「わが母の記」を思い出した。
人はあるところから記憶の中で段々若返って行き、最後は赤ちゃんになって一生を終える、みたいな文章を思い出した。勝手な想像だが、オヤジは脳梗塞になった時に記憶の時計が止まりかけて、それ以降、秒針が前に行ったり、後ろに進んだりしているような気がする。後ろに進む時間が多くなれば、いわゆる「ボケ」という症状が強くなってくると思う。恐らく、子どものころはハンディキャップがある他人を忌み嫌う記憶は強くあったと思う。だから、今の自分を他人に曝したくないという思いが強くなっているし、戦中世代であるので、子どもの頃感じた「死」に対する悲壮感、恐怖、絶望感が大きな黒い波のように襲ってきて、その波に向かってなす術も無く涙を流すしかない状態になったのではと。
そういえば、時々、昔のことを話の関連もなく云い始めたりするしな。そろそろ、手前の記憶を消しゴムで消すように消し始めているのかも知れない。そして、ボールペンで書かれたような記憶は色褪せながらも残っている。しかしいつかはそれも消えてしまう。
ああっ、考えれば考えるほど、遣り切れない明日が近づいてくるんだなと。
さて、礼服一式の確認をしなければ。
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今日は父の日なんだな

2012-06-17 11:39:32 | 日記
毎年の如く、カミさんは父親への贈り物に頭を悩ませていた。毎年のことなんだから、暇があるときにネットでも、
電話でも注文しておけばいいのに、金曜日あたりまで注文はほったらかし。楽天的というか、性格なんだか、躾なんだかよくわからない。
躾と性格、この違いは永遠の課題だと思う。躾は人が産まれ落ちてから、一番身近な人に施しをうけながら、身に付けるものだと、 自分では理解している。
一方、性格というものは精子と卵子が出逢ってから、DNAがフクザツニ絡み合って出来上がり、他人からの影響が少ないものと理解する。この二つは、日本人という民族性が他人と生活することによって、影響、印象が大きく左右されるような気がする。
特に結婚とかいう、一生における交通事故のような事象を経験してみれば、育ってきた環境が違う者が一緒に生活を始めるもんだから、ウマくいく部分、絶対にウマくいかない部分が発生してきて当然でもある。
事故は起こしてしまえば二度と起こすまい、と考えるのが人間だと思う。それが一生における交通事故という持論である。中には何回も事故を起こす人もいるけれど。
一生における交通事故であると同時に、運命とかという慰めでもある面を持っている。片方では我慢という泣き寝入りも必要なのか。
運命だとすれば受け入れなければいけない。そう、このにっくき「えんけーだつもーしょー」もなんだな。

治療を始めて2週間経ち、薬が切れたので水曜日に通院。結果は「まだまだ毛穴が眠っている」とのこと。
一回、何らかのトラブルで毛根がヤラれてしまえば、毛根にホルモンがいきわたっても、毛穴が休んでいれば、ナカナカ毛が頭を出し難いらしい。確かに、塗り薬を塗る指先の感覚は「肌にピタピタするような感じ」をまだまだ感じる。
飲み薬は変わらないが、つけ薬が一種類増えた。長い治療になりそうだな。これも運命として受け止めて治療に専念するしかないなと。まさか来年の今頃はこんなことになっているなんて思っていなかった2012年の父の日であった。
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調子がイマイチ

2012-06-09 10:49:04 | 日記
自分の頭髪と同じく、身の回りのモノも調子が悪いモノが増えてきた。
子どもは風邪がナカナカ治らないし、税金とか訳のわからない出費が増えてきた。
昨日、久しぶりにReaderで書籍を購入した。Readerの中は100冊あまりの書籍数となった。月に10冊くらいペースの
読書量は今までにはなかったことである。



書籍を購入してから、本体にダウンロード展開しようとしてもうまくいかない。そういえば前回購入時も同じような現象が発生していた。
前回は、回線のトラフィック量の影響かな?と思い、購入した次の日にダウンロードをしたらうまくいったので、今朝、実行してみた
しかし、何度やってもうまくいかない。仕方なくヘルプデスクにダイヤルを。いろいろ確認をしてみて、ブラウザのキャッシュを消して、PCをリブート、Readerもリセットでようやくダウンロードがうまくいった。
昨日、ファームアップをしたので、てっきりそれが影響していたのだとばかり思っていた。思い込みはだめだよなぁ。
そういえば、一昨日も仕事で自分で考えていたことが、うまくいかなくて、職場の先輩に相談したら、あっさり答えが出た。ある意味、思い込みは必要であるが、「過ぎる」ということはいけないなんだなと「過ぎたるは猶及ばざるが如し」って昔から言うし。
ていうか、自分とSONY製品はやっぱり相性が悪いことを確認した土曜日の朝。でも、壊れて使えなくなるまで使おう。SO-01BもReaderもな。
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えんけーだつもーしょー その2

2012-06-01 18:36:58 | 日記

ナンということなんだ!一ヶ月前より大きくなっていたようだった。


先週、中学校時代の同級生の店に髪を切りにいったら、指摘されてしまった。
本当は夏らしく短めにしたかったのだが、絶対に目立つから!と言われた。
仕方ないんで目立たないようにお願いした。そこはプロ、ちゃんと隠れるようにカットしてくれた。「早めに皮膚科にいったほうがいいよ!」と言われ、どこが良い?と聞いたら、色々教えてくれた。
「〇〇医院は患部に注射するらしい、」とか言われビビった。仕事の隙を見つけて、家に一番近い皮膚科に行ってみた。
前にも通院したことがある、医院だったが、注射とか言われたらどうしょ?と思いながらドアを開けて受付をした。待合室で「どんな治療されるんだろ?」と期待と不安が入り混じっていた。
診察室では、ありきたりの問診と患部の確認。「円形脱毛症の原因は、リンパが何かの勘違いをして毛根を攻撃して脱毛させてしまうのが原因ですが、それがストレスが原因なものか、体質的なものかは、現在のところ究明されていません」との説明。
そのあと「何をされるんだろ!」と思ったら、患部に赤外線を3分間くらい照射され薬を塗られた。
看護士さんは、時間があったら赤外線照射に来るように言われたが、普通のサラリーマンはそんなことはそうそう出来ない。通院は長くなりそうだな。年齢を重ねれば飲む薬の量と通院している医者の数と残っている髪の毛が自慢話になっていた先輩たちの話を、鼻で笑っていたものだが、自分もそうなるとは去年の今頃は微塵もなかったな。まぁ、気長に治療しなきゃなぁ。
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