Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

本当に良いものなのか

2019-10-22 05:54:30 | 日記
 先週末、オフクロ、姉貴夫婦とオヤジの見舞い。
今回は、なかなか看護師さんが解錠に来なかった。解錠と同時にオヤジがホールの外に連れてこられた。家に帰りたいっ、みたいなことを何回も話していたんだろうな。相変わらず、一人部屋ってことはまだまだ感情の波が大きいんだろうか。
 とにかく「家に帰りたい」だけ。「仕事もしないで飯を食っていることは、世の中にすまない」みたいな、もっともらしいことを言ったと思ったら、昼飯を食ったか忘れているし。
 「ケンカなんかしないで、人の言うことはちゃんと聞いているから!」って、何回も。子供が学校で叱られているような感じ。子供の頃の罰を思い出しているのか。最後には「皆、イイ人ばっかりだから。仲良くやってます」って。急に見栄はったり。
 こんな時、普通の子供だったら連れて帰るのがあたりまえなのだろうか?自分は普通じゃないよな。連れて帰ったとしても、また前のゴミ屋敷生活に戻すのなんてゴメン。オフクロも前までは「オレが我慢すればいいんだから!」とか言っていたけれども、車椅子が無ければ何も出来ないオヤジを見て少しは変わったみたい。
 バリアフリーなスペースに改築するとしても、土地自体が勾配しているので、安い価格では出来ない。オフクロもそこまではしなくてもいいって。
 あと、一ヶ月でこの医療期間は終わるはず。オフクロも家に帰ってくることが出来ないことは理解し始めているよう。
 他の施設に入ったとしても、週末の送迎生活は続くのだよなぁ。
 
 

令和初の武勇伝

2019-10-17 23:21:56 | 日記
 オヤジが入院してからオフクロは一人暮らし。
物忘れしながらも何とか暮らしている。認知症を世話している時より、
部屋は片付いている。同じことを何回も訪ねられたり、気に入らないことは当たり散らすとか、外出禁止とか、無いので、少しは気楽なのだろう。でも寂しい気持ちが無い訳ではないよう。
 面倒なことも自分でこなさなければならないし。
盆明け、軒下にスズメバチが巣を作っていた。「ヤバいな!こりゃ少し気温が下がる11月頃にでもヤッツけるか!」と思っていた。
 先週、見舞いに連れて行くために実家に。巣のサイズを確認してみてビックリ。何と、巣が無くなっている!!
「えっ、誰か頼んだ?」って聞くと、「オレ落とした。朝早ぇば、蜂動げねぇし。一匹だけ向がってきたども、退治してやった!」と自慢げに。暴れん坊の夫にこの妻あり。
 「間違って刺されれば、ショックで死ぬこともあるから、以後、無理するなっ!」と言った。「なんも、刺されて早ぐ死ぬで!」って!
放っておいた自分が一番悪いのだがな。
オフクロの武勇伝は昭和~平成と数々あるが、令和でもなー。
 あまり無理はしないで欲しい。


医師との面談予約要請

2019-10-17 23:18:03 | 日記
 先日、久し振りに病棟からの着信。入院してから一ヶ月たったので、
症状と今後について、医師と面談をしたい、というかしなければならない、みたいな内容。
 うーん困る。オフクロは帰宅して自分で介護する気でいるが、到底無理。「自分が我慢すれば良いんだべっ!」って言われても、ここ一ヶ月で、自由な生活を満喫している。多分、自分としては今後、介護で自由が利かなくなることは覚悟しているのかもしれない。
 でも、認知症なんだがな。
 人間っていうか、日本人の「家に対する拘り」って意識するようになった。オヤジは見舞いにいくと「帰りたい、連れてけ!」しか言わない。この前「家に戻って何する?」って聞いたら「何も出来ないから寝てる!」って。まっ、分からない訳ではない。本当に一昨年くらいからは、テレビをつけても見てはいなかったし。本を読むわけでもなく。。
天井を見ているだけ。そのくせ、オフクロが自動販売機にジュースを買いに行くだけで「何分で帰ってくる?早ぐ帰ってこいな!」って、留守番出来ない幼児に戻っている。
 想定外の暴れん坊だったオヤジも「死」という言葉は恐ろしいものと感じていると思えばうすら可笑しい。
 自分もそうなるのかな?って思うと余計に悲しくなる。息子、娘、カミさんに迷惑かけたくねぇよな。でも、今までかなり迷惑かけているけれど。
 オフクロに退院後の施設行きについて、何て説明すれば良いのか、姉貴と二人で考えているが答えはまだまだ(/_;)/~~

今年の10月、去年の10月、来年の10月

2019-10-11 22:50:10 | 日記
  ダイナマイトな台風が近づいている2019年の10月
そんなんでも、明日っていうか月曜日まで勤務。去年はこんなに忙しくなかった。
 明日の気象状況を気にしていると、オフクロから電話。
甥の息子の誕生日だってことの知らせ。すっかり忘れていた。
雪が消えれば入学式。早いものだ。そりゃ皆老けるんけだ。
 オフクロはオヤジと離れてから、自分で気になったことは息子に連絡する意識が
前より高くなった気がするけれど。何せ一人住まいは頭痛のタネ。
 不要な外出はしないように!って話した台風襲来前の週末。
 何も無いよね。。。

治るとか治らないとかでなく

2019-10-08 23:23:28 | 日記
 先週末は息子の部活であたふた。オフクロに孫の晴れ姿を見て欲しくて一泊させた。その前にオヤジの見舞いをしてから。最近は元気になって施設の中を車椅子で動いているみたいだった。でも、身の回りのことは無頓着。仕方無いよな。
 帰りにトイレに行きたいって言ったから、介護士さんにお任せして廊下で待っていたら、自分の方に真っ直ぐに向かってくる女性が。
「私の夫の××××××に電話かけてちょうだい!」って言って、すぐにUターン(゜ロ゜)
その動きは、まるでターミネーターみたいだった。
それを見たオフクロは「知り合いだが?あの人誰?」って(^_^;)
ここは、こんなところなのよ。オフクロも完璧に忘れている(/_;)/~~
オヤジがトイレから出てくるまで時間がかかった。するとまた、あの
女性がターミネーターみたいに「私、トイレに行ってくるから」って。
自分は介護士さんか看護士さんに見えたのか( ´_ゝ`)
オヤジがトイレから出てきてからホールに移動させる。
希望の場所のテーブルに座っていたじいさんから
「良がったね!家族来てけでなぁ!」って喜んでくれた。彼は新人。
いろいろとここにきた経緯を話してくれたのたのだが、ホントの所はわからない。
そのじいさんと少し会話したあとに、オヤジと次回の面会を約束して退散。
 あの女性もオヤジと同じく、ここから出たいんだろうなぁ!って
帰りの車の中でオフクロと話す。
 普通の病院と違って治るとのではないしな。オフクロは家で二人で
過ごしたい!って言っているが、要介護1で老々介護は絶対無理、
ていうかさせられない。自分は「頑張ればいいべ」って言ってもなぁ。
 オヤジを施設に入れるために理解させることの難しさなんて
想定出来ないな。。。