先週末、オフクロ、姉貴夫婦とオヤジの見舞い。
今回は、なかなか看護師さんが解錠に来なかった。解錠と同時にオヤジがホールの外に連れてこられた。家に帰りたいっ、みたいなことを何回も話していたんだろうな。相変わらず、一人部屋ってことはまだまだ感情の波が大きいんだろうか。
とにかく「家に帰りたい」だけ。「仕事もしないで飯を食っていることは、世の中にすまない」みたいな、もっともらしいことを言ったと思ったら、昼飯を食ったか忘れているし。
「ケンカなんかしないで、人の言うことはちゃんと聞いているから!」って、何回も。子供が学校で叱られているような感じ。子供の頃の罰を思い出しているのか。最後には「皆、イイ人ばっかりだから。仲良くやってます」って。急に見栄はったり。
こんな時、普通の子供だったら連れて帰るのがあたりまえなのだろうか?自分は普通じゃないよな。連れて帰ったとしても、また前のゴミ屋敷生活に戻すのなんてゴメン。オフクロも前までは「オレが我慢すればいいんだから!」とか言っていたけれども、車椅子が無ければ何も出来ないオヤジを見て少しは変わったみたい。
バリアフリーなスペースに改築するとしても、土地自体が勾配しているので、安い価格では出来ない。オフクロもそこまではしなくてもいいって。
あと、一ヶ月でこの医療期間は終わるはず。オフクロも家に帰ってくることが出来ないことは理解し始めているよう。
他の施設に入ったとしても、週末の送迎生活は続くのだよなぁ。