Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

貧困ビジネスのお客様は?

2011-11-30 22:02:53 | 日記
スーパー円高&震災復旧。これが政府の命題だと一市民は思う。しかし、財政が健全でない地方公共団体、自治体の中では、国全体が非常事態にもかかわらず自分の組織しか考えていない団体もあるような気がする。まぁ、大体そんな組織は財政が常にイッパイイッパイで、簡単に国から借金が出来ないケースが多いようだ。新しい政府の方針では自組織の知識では理解出来ないケースがあり、そこにつけこむ政策を利用した企業。行政事業以外は全くの素人であり、借金をさせてもテメェらの食いぶちにする。ある意味、貧困ビジネスの最たるものではないのか。今一度、本当に住民のためを思うのであれば、同じコストをかけるのであればもっと効果が現れる事業もあるはず。まして、ケータイとかの無線環境の充実、停電対策等震災を経験していればいろいろあるはずだが。役所の勉強不足か、住民が安心しきっているのかよくわからないが、打出の小槌という借金をいつまでも頼りにしている自治体、住民たちは是是非非をきっちりとして、地域の活性化を進めていただきたい。ボクらが生きていくのはボクらが決めなければいけないのだから。
そして、大事なことは隣近所みたいなコミュニティの形成、充実、特に、自分の住んでいる地域は夏も関東波の暑さだし、冬はこれまた大雪なんである。震災時の町内会幹事の動きの速さには脱帽であった。幸い、ガス、水道は使うことができた。そのおかげでいち早く高齢者世帯をまわって、オニギリを配ったりフットワークの軽さは、年齢を感じさせず目を見張るものがあった。
もしかすると悲しいことに貧困ビジネスというものが前提で世の中進んでいるのかもしれない。でも、お金を産み出すのは鶏でもなく人間なんだけれどね。転がすことが必要だけれど必要以上を吸い上げることはいかがなものか?水分の無いスポンジは水を吸収する時間が必要とされてくる。少しでも水分があればしぼりとれる。そんなことをわかっているから貧困ビジネスやるんだよね。でも、ボクは人間、水は必要だけれど絞られるためになんか生まれてきてはいない。
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久し振りのクレーム対応

2011-11-28 22:08:53 | 日記
この前、久し振りに対応した。前の職場では日常茶飯事だったがな。それも10数年前なんだな。敵の話を聞いては「すみませんでした。」の繰り返しだったが、どう考えてもこちらの非は法律上からいけば見当たらなく、知りうる範囲で回答をした暁には、「こんなこといったの俺だけか?」「はい、私が受け取った電話では初めてです。」と返答したら「良く解らないがこれがオレの見解」だ、だけ。出向いて説明に伺おうとして、住所と電話番号を聞いても教えない。まぁ、田舎だから、名前さえ言えば通じると思った可能性もあるが、口調からして振り上げた拳の降ろし方がなくなったような最後の要請。いろいろな人がいるが対応していて悲しくなった。人間どうなればこんなに利己的になれるものかと。ここ2,3日は無かった。どれ、明日はどんなことを言ってくるやら。あまり続けばこちらも出るところには出る覚悟をきめた月曜日の夜。
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トイレの神様っていると思う

2011-11-24 22:04:03 | 日記
ある大きなトンネルを抜けると、トンネル貫通記念館がある。通る度に無駄な建物、それこそ税金の無駄使い(怒)とか思っていた。あるとき、急に大をもよおし、その建物のトイレに直行!
中は思いのほか綺麗。ウォシュレットもついている。なんなんだこの設備は!と感心する余裕もなく、手前の大用に入る。ひとまず、用を足してからウォシュレットをオン。普通に使える。こんな山の中に設置してもいいのかよっとか思いながら、スイッチをオフ。なななんと、ウォシュレットが止まらないのである。さあどうしよう、一気に立ち上がって背中を犠牲にするか、迷うこと2,3分、右の下の方に「緊急時の対応」という字を発見。そのとおりに対応をしたら無事に止まった。やはり、トイレはどんな場所に有ろうと、トイレなんだぞっ、とトイレの神様がイタズラをしたような気がした初冬の午前だった。
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話は前後で恐ろしいことに

2011-11-23 21:02:41 | 日記
人から聞く話というのは、順番で印象が全然違う。最近こんなケースがあった。閑静な佇まいが魅力の旅館街のある旅館に、ある土木業者が「2週間後から工事に入りますので、大型車両がこの前を通りますが、十分に注意しながら走行します。」と挨拶したところ、「道路はアンタたちだけのものじゃないんだよ。」と説教を。それから2,3週間後にその旅館はボヤを出し、シーズンを棒に。その旅館は一方では、別の場所でも旅館を経営し震災の被災者を長い期間宿泊させている。ボヤがでたという事実を考えれば、土木業者の挨拶の話を初めにきけば「バチアタリ」の印象となるが、被災者を宿泊させている話を初めに聞いていれば、「なんて、ひどいことなんだ!」と逆の印象となる。世の中、こんなことって結構あるのではないのかな、と思った。もしかすると自分も同じことが起こっているのかも知れないと思う勤労感謝の日の夜であった。
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Reader感想記

2011-11-21 17:20:29 | 日記
今年も残すところ、一ヶ月ちょっとになった。正月がくるとまた一つ年をとるのだな。嬉しいことなのか、悲しいことなのか。最近、マスコミで騒ぎ始めている年金受給開始70歳の件に興味があり、読んでみた。
2013年、日本型人事は崩壊する 佐藤 政人 著


残念ながら、年金という台所事情はもとより、仕事の廻しかたがイッパイイッパイなのである。日本の年齢構成を見ればわかるとおりに、破綻への道を順調にすすんでいるのである。70歳定年に向けた、生き方指南と思いきや、会社という組織の生き抜き方の経営者への人材育成指南書であった。女性な活用、嘱託者のモチベーションの向上方法など、現役世代には「これ以上、逃げ切り世代を利用させてどうするのか?末期に来ている企業さえあるのに」という疑問も。リッパな人材育成、組織運営を目指すかたはドゾ。中には耳が痛くなるおっさんへのフレーズも。世の中予定調和なんてない。明白な50才代で退職再雇用という制度導入で、モチベーション以前の問題が生じている企業だってある。その企業は、65歳からは契約社員化し、年金受給開始までは、ご自由にお働きください!とかいう感じ。何か国の高齢者雇用継続の補助制度を利用して得をしているような気がしないでもないが。やはり、労働者はモノなのか。モノとしか考えられれば、「勤労」という意識のもとで人生設計なんてできるはずがない。しかし、設計というものは予定調和ではないのだ。現状に合わせてこそ、建物が出来上がっていく。だから施工者であり生き続けなければらないボクらは老若男女を問わず、知恵を出し合わなくてはいけない。だから「人生」という建物は苦しくもあり、楽しくもあり、嬉しくもなり、悲しくもなるのかな。
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