Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

ね・ず・み

2021-12-02 04:25:55 | 日記
昨日、オフクロから昼頃に入電。
昼時分なので、心配なので電話をかける。
すると「あれっ、かけたってか?」と。
いつものボタン操作間違いと思っていると、「んだんだ、台所の三段目の引出し開けたら、ネズミ居だった!」と。
土曜日に配水管周りはガッチリとガードしたのだが、また侵入されているとは。。
そもそも、オヤジが亡くなる前から鼠騒動はあって、二年前に布団一式買い替えしたりした。
オフクロはそのことも忘れて、オヤジが生きていたときの、鼠対応の状態を話し続ける。
今となっては、俺と姉貴の監視不行き届きが一番悪い。
あの時に鼠騒動になった時点で、子供たちに連絡してもらえなかったことが腹立たしい。
オフクロはせん妄というか、思い込みなのか、つい最近亡くなるまで、オヤジが鼠退治をしていたかのように話しだす。
そしてこの頃は、幻影まで見えるという始末。
自分は心霊現象とか信じるほうなのだが、オヤジを看取ってからは、考えが変わってきた。例えば「枕元に立っていた!」「さっき名前を呼ばれた!」とかって、亡くなられた方への様々な深い思いを、自分が勝手に心霊現象として扱っているのではないのかと。
例えば認知症が進んだまま、内臓が弱って亡くなり、死という現実を受容出来ていない場合は、心霊現象なるものが顕れると思う。
息子の顔を忘れたオヤジ、オフクロが、枕元に立っていた!とか名前を呼ばれた!とか、あまり聞いたことがない。多分、それは自分が亡くなった最後の状態を受容しているからだと思う。
白状なのか、オレの枕元にはオヤジが立ったことは無いし、声も聞こえない。それは、オレがオヤジを施設へ入所させる時、元気な姿の思い出を封印したのからだと思う。
決して昔に戻ることはなく、悪化していくだけだと腹をくくったのだから。
あーあ、鼠退治どうしたらいいものか。。。



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