散り際とか、◯◯際って

ふと時間が空けば、｢間際｣とか｢散り際｣とか考える。
一昨日、｢加齢で瘤は大きくなる確率は高いです。手術は考えておいて下さい｣と言われてから、今の状況は安全とはいうものの100%では無いことは確か。ということは、明日にでものたうち回って救急車に運ばれる可能性だってあるのだよな。
多分、老いてとか容態悪化とかでも散り際は見苦しくなる確率が高いと思う。
個人的にはあまり他人に迷惑はかけたく無いと思うのだが、今まで散々他人に迷惑をかけてきておいて、虫が良い話だよな。
この動脈瘤が発見されたことで三途の川の向こう岸は近くなってきたということは確か｡
とはいうものの、実は誰でも年を重ねれば近くなってきているのだけれど、意識する瞬間に会うことは少ないのだよな。
泉谷しげるの｢春夏秋冬｣の
｢今日で全てが終わる｣
｢今日で全てが変わる｣って良いフレーズだよな。
｢今日で全ては報われる｣ってことは少なからずもないけれど。
一日一日を大事に過ごさなきゃな。

とりあへず

昨日、診察結果を言い渡される。
｢頚部動脈硬化｣｢膵管拡大｣は異常無しとのこと。やっぱエコーの誤差ってあるんだろうな。
肝心の右総腸骨動脈瘤の方は、直径25mmとの診断。30mm以上になれば破裂の確率は上がるとのことで、半年後に再度CT検査。
｢一回、瘤が出来ると縮むことは無い！と言われ、将来的には手術を覚悟してください。｣と言われる。
すかさず、運動制限の有無を聞いた。
｢まっ30mm未満なんで、すぐに破裂することは無いと思う。今までの普通の生活してください。マラソンとか大丈夫ですよ！｣と言われる。
しかしなぁ。。今までみたいに攻める走りは出来ないよな。破裂するまでわからないとか言われると。おまけにステント治療不可の場所に瘤が出来たみたいだし。こりゃ死ぬまで付き合って行くしかないんだろーな。

明日の検診結果は？

先週のCT検査の結果が明日、知らされる。どうなるのかなぁ？手術になるのか、経過観察の生殺しなのか。
運動制限を言い渡されるのか、不安な気持ちで一杯。
まぁとにかく、どんなことが言い渡されても、飲酒量だけは減らすことにする。多分無理だろうけれどヴィーガンになってみたい。
何を今更、健康で長生きに憧れる自分が居ることが虚しい。確かに、自分の両親を見ていると健康なままで年を重ねなければ、回りに迷惑が及ぶだけな気がする。オヤジを見ていると｢死｣っていうヤツを異様に恐れているような気がする。外出するわけでもなく、ただテレビのザッピンクだけで一日を過ごして何が楽しいのか不思議でならない。そのくせ、オフクロが近くの自販機へジュースを買いに行くだけでも｢何でオレみたいな障害者を一人にするんだ！｣とか。
あんな風には絶対になりたくない。だから今更ながら健康に気をつけるようにしたいのかも知れない。
自分的には、昨年まででかなり自分が目標だったことを達成したので、いつこの世から肉体が無くなっても良いとは思っている。
運動制限されたら心残りなのは、昨年、色々なレースで知り合いになれた方々と会えなくなること。
成績はともあれ、彼らたちには別れの挨拶をしなければならない気がしてならない。でも、レースにエントリーして動脈瘤破裂で迷惑をかけるのが一番ダメなんだよな。
さて明日の今頃はどんな気持ちで過ごしているのだろうか。