心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

待望の夏、雪倉岳·朝日岳へ。(二日目、その2)

2019-07-28 12:00:06 | 登山
上空は薄曇りながら、ここからぐるりと360度見渡せる。
まずは今まで歩いて来た稜線。



白馬岳方面。



剱岳も見える。



ボンヤリながらも見えるのは火打山、焼山そして妙高山だろうか。



さあ、北に向かって出発。



朝日岳方面が見下ろせる。



右手には雪倉池が見える。


この先登山道は稜線から左に折れ、斜面を横切りながら下って行く。



斜面途中からの光景。赤男山が朝日岳の前に鎮座している。



見上げれば稜線は遥か上。もうこんなにも下って来た。



雪倉岳の北面のガレた斜面の下に来る。



降り切ると赤男山の裾を巻く道となる。
樹林の間を抜けて行く。



木々の間から雪倉岳の北面が見える。遠くからはなだらかな山に見えるが、こんな一面もあるなんて驚かされる。



燕岩に到着。今にも崩れて来そうな岩壁に怯む。



緊張感から一転、気持ちが解れる小桜ヶ原。
昔は一面ピンクに染まっていたそう。
その風景が徐々に失われて行くのは残念だが、自然の営みだから仕方ないか。



遅いミズバショウの開花。



笹に囲まれた登山道の彼方に朝日岳が近づいて来た。



目に飛び込むキヌガサソウの群落。これぞ「キヌガサソウのシンフォニー」と感激してしまう。



(続く)