心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

待望の夏、雪倉岳·朝日岳へ。(三日目、その1)

2019-07-30 07:50:27 | 登山
夜間はガスに覆われていたが、早朝星が瞬いていた。今日も早起きして、3時半前にキャンプ場を出発し、朝日岳山頂で夜明けを待つ。

段々と東の空が染まってきた。



やがて太陽が雲の中から顔を覗かせる。



昨日に続き今日も朝日に巡り会えた。
今回の山旅はつくづく天気に恵まれて本当に良かった。



南に目を向ければ、背の低い雪倉岳の彼方に白馬岳が見える。


 
少し下った先に雪渓が広がり、朝日でテカっている。



今日歩く方面。大きな風景が眼下に広がっている。



なだらかな稜線を下っていけば、左へは日本海への栂海新道が始まる。



足元には色とりどりの花々が咲く。



まもなく吹上のコルに着く。道は右へと向かう。



朝日岳を振り返る。ズッシリとした大きな山だと感じる。



雪渓の先、湿原の中を下って行く。



あちこちでハクサンコザクラの群落が見える。


振り向けば草原、雪渓、そして朝日岳。
この美しい光景を記憶に留めたい。



コバイケイソウも花盛り。



小さな流れの登山道は、場所により雪解けの泥濘んだ道となる。



そして草原の中に付けられた木道を降りて行く。



朝日の中のスッキリとした風景が清々しい。



やがて草原から樹林の中に突入して行く。




(続く)