「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

梁組を合理的に改良

2020-03-27 00:14:43 | 19富山
今日午後は、大規模リフォームの打合せで出かけていました。

事務所に戻ってからは、かねてよりの住宅の構造の検討作業を再開。
基礎の図面は工務店さんに送ることができたので、柱や梁組などをより合理的にできないか検討していました。


基礎の図面です。
ここからさらに合理的にできそうです。

行きつ戻りつの検討を経て、はたと閃きました。
プランとの整合性を取りながら、屋根から基礎までシンプルに力が流れる梁組が実現できました。
その分基礎梁の数も減って費用的にも楽になる方向です。

設計するときは、プランや目に見えるところを改善しながらお客さんとキャッチボールするのが一番楽しい時間です。
このような地道な作業は時として苦しく感じるときもありますが、その作業を通して難題が突破できたときは、やはりうれしいです。