日本のオケもここまで来たかと思うほどの響き(アントニーニと日下の賜物か?)!
1曲目のクラウスのシンフォニアはいい曲だとは思ったもののモーツァルトの39番を聴くとやはり・・・。
鈴木ははっきり折り目正しい印象。ちょっと堅苦しいかも。
後半はRIASを加えてのメンデルスゾーン。「キリスト」は、降誕と受難のクライマックス取りで聴く側の切り替えが大変。詩篇曲はあちこちで「エリアス」が見え隠れ。
この2曲でRIASはとても贅沢。室内合唱とはいえ40名ほどだったろうか?ovppになれた耳には大勢に感じるが、実演ではおそらく理想的な人数。女声がやや弱めで高音域が怪しくに聴こえたが席の影響だろう。プログラミングはもう少し練ることもできたのではと思う反面演奏機会の少ないこれらを聴けたのはうれしい。
メンデルスゾーンの解説は痒い所に手が届かない感あり。