シュトラウスのオペラは概して苦手でばらの騎士も例外ではない。
この演出は初演時にみたものだが、2度目ということもあってか、細部までしっくりいっていたように思う。これは、オックスのハヴラタによるところが大きい。
日本人キャストではオクタヴィアンの井坂が特筆。これまでも聴いてきたはずだが、印象に残っていなのだが、今後注目していきたいと思う。
新日はやや大味か?
シュトラウスのオペラは概して苦手でばらの騎士も例外ではない。
この演出は初演時にみたものだが、2度目ということもあってか、細部までしっくりいっていたように思う。これは、オックスのハヴラタによるところが大きい。
日本人キャストではオクタヴィアンの井坂が特筆。これまでも聴いてきたはずだが、印象に残っていなのだが、今後注目していきたいと思う。
新日はやや大味か?
火山の噴火の影響だったり、震災だったりとか、トラブル続きのカンブルラン。
まず、メシアンの忘れられた捧げ物~第3曲(だと思う)が演奏され、プロコへ。
鬼門のプロコはここのところの夜勤ですっかり生活リズムが狂ってしまってほとんど落ちてました。
ピアノのことは良くわからないが、ムラロのピアノはなぜか他者の音とは違って聴こえる。通常は、ハンマーの叩く音、打楽器として聴くが、妙に弦の音を感じる。
ラヴェルの協奏曲2曲を弾ききり、アンコールにメシアンの前奏曲。
最後はボレロで締め。
先日聴いた演奏での不満は微塵もなく、曲終わりで指揮者はもう1段階ダイナミクスをあげようと煽ったように思えたが、オケはすでにそれに応える余力はないようだった。
没後60年ということで、東響はシーズンテーマがシェーンベルクとのこと。
そういえば、中止になってしまったが創立100年の東フィルは初演から100年の「グレの歌」だった。
その第1弾は、室内交響曲第1番。フルオケの演目としては編成が小さすぎるので、これまでこの曲は定期演奏会で聴いた記憶はない。
しかも、オーケストラ版なので期待は高まるが、演奏そのものは単に肥大しただけの印象で、牙も爪も抜かれてしまって毒にも薬にも状態。
メインはボレロ。こちらは作曲者のひらめきだけに頼ったような印象。
メイエの音色がほぼ唯一の救いか。
来月の第2は期待していいのか?