最初にディストラーを聴いたのは40年くらい前だろうか。作曲家の名を冠した合唱団が出来たとのことで楽しみにしていた。
演奏後の指揮者の言葉にもあったと思うが非常に厳しい音楽だったように思う。オネゲルの「クリスマス・カンタータ」でES IST EIN ROSが奏されるとそれまでの重苦しさを吹き飛ばすような力を感じるのだが当夜は喜びに満ちたクリスマスとはならず、様々な問題をはらんだ現代的なものだったのだろうか。。。
合唱はしなやかに伸びやかに美しく歌っていたが、歌いだしがあやふやに聴こえる部分も散見されたのと内声部が若干弱い印象。
ソリスト達も全く力みを感じさせることのない伸びやかさは特筆にあたいするだろう。
前半のvox aliusは室内の割にはかなりの人数(単にOVPPに親しみ過ぎたということではないと思うが。)なのだが、個人の声も明確に聴き取れる明晰さを感じた(そのためかどうかわからないが後半のソリスト陣と比較すると声の魅力はやや劣っていたようだ)。
演奏後の指揮者の言葉にもあったと思うが非常に厳しい音楽だったように思う。オネゲルの「クリスマス・カンタータ」でES IST EIN ROSが奏されるとそれまでの重苦しさを吹き飛ばすような力を感じるのだが当夜は喜びに満ちたクリスマスとはならず、様々な問題をはらんだ現代的なものだったのだろうか。。。
合唱はしなやかに伸びやかに美しく歌っていたが、歌いだしがあやふやに聴こえる部分も散見されたのと内声部が若干弱い印象。
ソリスト達も全く力みを感じさせることのない伸びやかさは特筆にあたいするだろう。
前半のvox aliusは室内の割にはかなりの人数(単にOVPPに親しみ過ぎたということではないと思うが。)なのだが、個人の声も明確に聴き取れる明晰さを感じた(そのためかどうかわからないが後半のソリスト陣と比較すると声の魅力はやや劣っていたようだ)。