無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

食物繊維と健康

2009年04月07日 20時24分00秒 | Weblog
タケノコが旬になってきたようで、先日今年初めてのタケノコをいただきました。
 
あのザクザクした食感と風味を口にすると、本当に*(チューリップ)*春が来たという感じがしますね。

ところで、わたしは以前はタケノコはあまり好きではなかったように思います。

なぜかなと考えますに、*(日本)*日本が高度成長期の頃は、なんでも上昇志向が強く、食事も*(ビール)*高カロリー*(チキン)*高タンパクが勧められて、食物繊維の多い食品は消化も悪く、栄養価値も低いような言われ方をされていたようです。

そんな*(風鈴)*風潮もあったせいか、元々野菜嫌いだった私は、コンニャクとかタケノコなどはほとんど口にすることはなかったようです。

食物繊維が体に有用だと言われだしたのは、いつ頃だったのでしょうか。
 
平成12年の、厚生労働省の「第6次改定日本人の栄養所要量」に、食物繊維が始めて栄養素の1つとして取り上げられたそうですから、その頃からなのでしょうか。
 
食物繊維が人の体に有用なのは、食物繊維が腸内環境を健全にするからです。

人の腸内には、およそ100種類、100兆個の*(ハート6つ)*腸内細菌が生息しているといわれ、人の糞便の半分は腸内細菌かその死骸だといわれています。

腸内細菌には、ビフィズス菌に代表される*(笑顔)*善玉菌と、ウェルシュ菌に代表される*(怒り)*悪玉菌があります。

悪玉菌は、ニトロソアミンなどの*(爆弾)*発がん物質を作りますが、腸内では菌同士が勢力争いをしていて、悪玉菌は善玉菌が増えると減っていきます。

それは、善玉菌は食物繊維を発酵させて有機酸を作るものが多く、悪玉菌は有機酸の多い環境では生育しにくいものが多いからです。

つまり、人間は食物繊維を消化できませんが、食物繊維を食べると、腸内の善玉菌が食物繊維を、ちょうど味噌やヨーグルトや酢を作るように*(温泉)*発酵をさせて有機酸を作り、腸内環境を守っているわけです。

もちろん、腸内細菌が作った有機酸を、人は*(ダッシュ)*エネルギー源としてしっかり利用もしているのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿