寿迎夢・寿迎夢

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化粧

2007-11-09 | Weblog
昨日は阪急電車で大阪方面へでた。
田舎住まいの「アリさま」は郷から駅まではバス便である。

9時前のバスに乗ったのである。
10時出勤の女性たちの乗る時間帯である。

バスの中で結構化粧に余念の無い女性が多い。
朝の起きるのが遅いのか、それとも家事が多くて化粧の時間が無いのか。

桂駅で特急電車にのった。二人掛けのロマンスシートが空いており座った。
隣は女性客であり、ここで化粧を始めたばかりの様な雰囲気であった。

何気なく観察していると、まず肌の下地を均しているようだ。
そんなに凸凹が多いのかい。

隣に男性が座っていようが一向に気にしない。
オイオイ!「アリさま」も年は喰っていても一応男族なんやで。

次に顔に壁土を塗る様な作業をしている。頬に紅を付け顔色が全然変わってくる。
ここら辺りから精度の高い職人技に移る。つまり目の周りの作業に掛かるのだ。

アイラインを入れて瞼に薄く色を着ける。
この辺で茨木を過ぎた。

次にバリカン様の道具を取り出して、睫毛を上に反らしている様だ。
上手く出来ないのか、これに結構時間を要している。

これが済むと、口紅をつけて概ね完成段階に入り終了かと思ったら。
次は頭を傾けたり角度を変えて鏡を眺め、仕上げのチェックである。

それで各作業の修正を行うのである。
一応の作業を終えて、道具を仕舞う頃には十三に到着し、化粧を済ませて家を
出たような顔で携帯のメールをチェック。

梅田に着いたので、先に下りて後ろを振り返って、正面から彼女の完成した顔を
眺めた。

なんや! 時間と労力を掛けた割には・・・・。
そうか! 化粧をしなかったら・・・・・なんやネー。