寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

有ストテレス村

2007-11-11 | Weblog
有ストテレス村のバス通りです。
この通りはケヤキのトンネルのため、
既に色づいて秋本番です。

先日のニュースで広島に原爆を落としたB-29「エノラ・ゲイ」の
機長だったポール・ティベッツ氏が死去した。

死ぬまで「原爆投下は正しかった」、とぬかしてたそうな。

エノラ・ゲイは母親の名前。
ティベッツさんじゃなくエノラおばさんについて考えてみた。

原爆機に自分の名前がつけられている事を知った時どう思っただろう。 

戦地に赴いた息子を思いやる、おそらく善良だったであろう
アメリカおばさんの名前は軽率な息子の思いつきによって
日本人のみならず人類にとって「悪魔の名前」となった訳だ。

なんか笑えないエピソードだと思う。
アメリカおばさんは、どう思っただろう。 

軍人の母親だし、しゃあないなあとか でも、息子は
「命令があればもう一度原爆を落とす」とか物騒なこと言って
ヒンシュクを買ってるし、大体、原爆の話のたびに自分の名前が
出るのはかなわんとか複雑だろうなぁ。

皆さんはどうでしょう。

馬鹿息子が原爆機に自分の名前つけたら、
怒りますか? 
それとも泣きますか?
 
有ストテレスは、わからんなあ。
日本人として、原爆投下は軍の命令だったとしてもその後の言動から

私は冥福は祈りません。