「アホウ VS 鳩ちゃん」の党首討論

アホウ首相VS鳩山代表の党首討論が行われて中継を部分的に見た。
政権交代巡り応酬は、鳩山氏が多少ポイントを稼いだような気がした。

鳩山氏が民主党を中心とする野党による政権交代実現によって目指す社会、
政治の展望を示し、首相の見解を質したのに対し、アホウは明確なビジョンを
示さず、西松事件をネタにした迫力のない民主党攻撃に終始した印象が強い。

アホウ首相は「政権交代は手段であって目的ではない」と民主党の姿勢を
批判したのに対し、鳩山氏は「当然政権交代が目的ではない。スタート
ラインだ」と反論した。

また、北朝鮮の核実験に関し、鳩山氏が「米国から事前通告があったのか」
と追及したのに対し、首相は「米国からかなり早めに伝わっていたのは
事実だ」としながらも、「この種の話はしない事になっている」とかわした。

米国から通達があったのに、国民には知らせなかったと言う事であろうか？
随分徹底した緘口令を惹いていたようだが、それで国民は納得すると思って
いるのであろうか？

北朝鮮領土内での実験だから、日本には累が及ばないということであろうか？
「アリさま」は、えらく国民を馬鹿にした話だと思うが・・・・。

アホウ首相は、違法献金事件を巡り代表を辞任した小沢が代表代行に就任した
ことについて、「それが責任の取り方なのか。国民目線から理解し難い」と
批判。

民主党が企業・団体献金の３年後の全廃を打ち出していることについては、
「小沢の秘書の違反が契機なのに、論理のすり替えだ」と指摘した。

これに対し、鳩山氏は、「聞き捨てならない。これから裁判で決着がつく話だ。（政治とカネを巡る事件・疑惑は）そちらにも沢山いた」と強く反論した。

お互いに脛に傷を持ちながら、党首討論で政治とカネを巡る事件や疑惑を
誹謗中傷する情けない日本の政治家達でした。

党首討論中のアホウ君の「人相の悪さ・濁声・低レベルのトーク」を見ていて
自身で言っている「生まれの良さと育ちの悪さ」を実感した。

(5/5) 麻生vs鳩山 党首討論 2009年5月27日