寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

本当に「100年に一度の大不況?」

2009-06-03 | Weblog
2日の日経平均株価は続伸。
終値は前日比26円56銭(0.27%)高の9704円31銭。

一時は8,000円台割れした日経平均株価が10,000円近くなっている。
アメリカもGMが潰れた日に221ドル株価上昇している。

100年に一度の大不況ではなかったのか?
半年程度で株価が回復する程度のリーマンショックだったのか?

トヨタ・パナソニック・日立・ソニー等の日本を代表する企業が惨憺たる
赤字決算を発表しており、今期の見込みも赤字決算なのに・・・・・。

派遣切り・正社員切りの蔓延した状況は解消したのか?
輸出依存の日本の企業の輸出は回復したのか?
上場企業の倒産は、もう無くなったのか?
中小企業の仕事の減少は収まったのか?
給与・賞与のカットは止まったのか?

全て「ノー!」であろう。
むしろこれから我々末端の所に現実の不況が押し寄せてくるのだろう。

アメリカを始めとして世界中が、莫大な公的資金を市中に流し続けた。
景気は悪いが資金は潤沢にあるメタボ状態なのだ。

末期症状の患者に点滴を大量に打って何とか生命を維持している様な物。
お陰でお金の行き場が無く、株式が騰がったり、オイルが騰がっている。

このツケは、いずれ国民の各自に増税と言う形で跳ね返ってくる。
税金であったり、年金であったり、医療費負担であったり、サービスの
低下であったり・・・・・。

何れ住み難い社会になるのでしょう。

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